アカデミーのF-14Bですわ。

 

 

 

 

まあ、昨日の話の続きなのだが、A型、B型両方のパーツが入っているため、F-14Bを作れば、当然F-14Aのパーツが余る。

そしてミサイルは、フェニックス、スパロー、サイドワインダーが各4発入っている。

F-14はこれらの組み合わせで最大8発までミサイルを搭載できるので、毎回最低でもミサイルが4発は余るのだ。

ミサイルが付かないキットに回せるので、考え方によってはお得である。

 

 

取説の余剰パーツリストである。

数えてみると50個弱あるよ。これをどう捉えるかよね。

部品数50個と言うと、昔の300円ガンプラ1個分だ、ハセガワの安い1/72飛行機1機分だ。エンジンレスの1/24カーモデル1台分だ。

こう考えると、多い気がするから不思議だ。

 

 

そしてこれはアカデミー1/48ファントムF-4Bの余剰パーツリストだ。

さらにとんでもない数の余剰パーツである。

ショートノーズ限定ではあるが、海軍型と空軍型両方のパーツが入っている上に、ミサイルは7種28発入っているのだ。

ファントムは最大8発ミサイル装備なので、毎回最低でもミサイルが20発余るわけだ。

余剰パーツと捉えずに、おまけでウェポンセットが付いていると思えば、何とお得であろうか。

ハセガワやファインモールドは武装別売りだからな。

 

しかし、余剰パーツは使わない人にとってはゴミなのも事実。

 

 

なら、このF-15のように余剰パーツが出ないキットの方がいいのかというと、そうでもない。

ミサイル別売りです。

税抜き1800円するウェポンセット買うと、使わない武装が余るのだ。

だからこそ、最低限の武装は付属させてもらわないと、合理的でないし、不条理だと思うわけだ。

 

でもこれらは私のような、ひねくれた人間の発想でしかない。

案外普通の人は、F-14B使ってでもF-14Aを作りたいとは考えないのではないか。

 

F-14が作りたい場合、F-14Bしか売ってないなら、F-14Bを買ってそのまま作るのだろう。型式に拘りがなければそうなる。

そして武装についても、付属すれば付けるだろうが、付属しないなら別売りのウェポンセット買ってまで付けようとは思わずに、丸腰で完成させるのだと思う。

 

うん、この素直にキットのまま作るのが一番合理的なのだろう。

 

でもねえ、何が違うと思うのよ。

やっぱり作りたい物が作れないのは不条理だと思うわけでね。

 

まあ、人の数だけ正解があるので、答えがでない話であるわ。