アカデミーの1/72F-14AとF-14Bだ。
F-14BはF-14Aの改良型でエンジンが換装されている。
アカデミーのキットでは付属するデカールが違うだけで、プラパーツは全く同じだ。
つまり、どちらもA型とB型のパーツが両方入っていることになる。
メリットはF-14Aが作りたい。だがF-14Bしか売っていない。
こういう場合にF-14Bを買っても、プラパーツだけで考えれば、F-14Aが作れるのだ。当然デカールは別途用意が必要だ。
デメリットは、必ず余剰パーツが出るということだ。
これはファインモールドのF-15Cだ。
ランナーを小分けして、余剰部品が出ないようにしているため、当然F-15Cしか作れない。
メリットは余剰パーツが出ないことだ。
ファインモールドのF-15は自衛隊機がメインで米軍機は限定生産。そのためこのF-15Cも限定キットだ。
デメリットはパッケージの機体しか作れないことになる。
限定品なので、このF-15Cが売り切れてしまえば、そこで終わりだ。
デカールを用意しても、定番品の自衛隊F-15Jを買ってもF-15Cは作れないということだ。
さて、どちらの仕様が合理的かという話だが、どちらも合理的なのだろうな。
私は余剰パーツがどっさりでも、選択の自由があるアカデミーのやり方の方が好きだな。
昔は中途半端とは言え、コンパチが多かった。
エアフィックスのF-15やイタレリのF-18なんてさ、大雑把とはいえ単座と複座のコンパチだったのよ。
今は正確になっていると思うが、目的が商品数増やすことに躍起になりすぎて、その分不自由だわな。
バリエ増やすなら、限定オンリーはやめてほしいのさ。