組み始めたイタレリのファントムだが、スジボリが昔ながらの凸線だ。

 

 

 

 

凸線キットのスジボリをどうするかだが、いくつかの作り方がある。

 

まずは何もしないでキットのまま作る。

ある意味一番まともな方法だ。

ただ合わせ目消したり、ヒケ処理などして線が消えてしまった場合は、復活させるのが大変なのと、デカールが浮きやすいので、彫り直す工作が定番となった。

また、ネットで凸繊生かした面白いことをしている人がいたので、それを真似するのもいいかと思っている。

 

次に全部凹線に彫り直す方法で雑誌作例の定番だ。

理由としては、現実の飛行機考えたら、パネルラインの凸線はありえないからだ。

まあ、至極当然の意見で、溶接跡のように繋ぎ目が盛り上がっている部分でもない限りは凹線が普通だ。

ただし、有名どころは凹線キットが発売されているので、昔の凸線キットしかないようなマイナーな機体でもない限りは、彫り直す手間考えたら、凹線スジボリのキット作れやという話になってしまうのだ。

 

そこで私がやろうと思っているのは、凸線を全部削り落としてしまい、表面をつるつるにしてしまうというものだ。

1/72程度なら、パネルラインなど見えやしないのだから、スジボリのスミ入れも不要という考え方の延長にあるものだ。