製品として
やっと光が見えて来た「LP86」ですが
最初に話しを持って来た海外のメーカーさんが
「ドリフトってこんなに奥が深いんですか?」
と・・・
昔ならとりあえず走れば良かったのでしょうけど(^-^)
その奥深さに
計画は白紙に・・・
せっかくここまで沢山のデータが集まり
形もそれとなく出来て来たのに・・・
でも、仕方ないかな![]()
と、思っていました。
まぁ、そういう状況だった為に
発売するかどうかも分からないという表現になっていたんですけどね![]()
しかし、沢山の方からの期待頂いている声や
発売して欲しいという声を頂いて
当社での販売の方向で検討する事にしました。
しかしココからが大変![]()
D-Likeで発売するという事なら妥協は出来ないですからね。
どうせ同じ¥16800(税抜)なら
もっと♫
と欲が出てしまうんですよね(^-^)
今までは
少し価格が高くなったとしても
ほんとに欲しい物を作る!
というスタンスで来たので
安いシャーシで
こだわる・・・
ほんと難しい![]()
もっとデータを集めて
試行錯誤の努力とアイデアでコストを抑えて
より楽しい物を作る![]()
とりえず3Dプリンターで試作を作り
テストを繰り返し
細かい修正
色んな方が色んな環境で使われるので
様々な状況を想定して
微調整を繰り返し
細かい部分の処理の繰り返し
面を取る?取ると強度と安定が失われたり・・
右を考えて良いと思い作ってみると左がおかしくなったり(汗)
同じように見えても
走らせると全然違う物になってしまったりするんです![]()
テストを繰り返していくうちに
色々と案も出てきたり
逆に前の状態の方が
誰でも分かりやすくて
壊れなかったりするものも・・・
フロントのナックルは
実車のような形状も色々試してみましたが
万が一壊れた場合等に
変わりに流用出来そうな方が良いと考え
(海外の方とかだとなかなか手に入らない方もいらっしゃるので)
あえて、ツーリングカーやF1等のラジコンと同じような形状でいくことにしました。
走り的にダメだと思ったら使わなかったのですが
とりあえずは良い感じに♫
まぁ、オプション等でココは考えていますが
あくまでもコストと汎用性という事と
ラジドリ以外のジャンルをやっている方で有れば
これで走れば問題ないと思って頂けると思うので(^-^)
切れ角やアッカーマン等をドリフト設定に煮詰めていきました。
しかし、
足廻りの形状上
トレッド幅の調整やキャンバー調整が出来ないのがネックに・・・
以前
ホーシングの動きを求めて試作した
Re-R のホーシング仕様
ハチロクに乗り始めて30年・・・
ラジコンでもあの感覚が楽しめたらと
もちろん思う訳なのですが
見た目を同じように作ってみたりもしましたが
求める感覚まで辿り着くまでにはいきませんでした。
まず、タイヤにヨレが無い
ハチロクはリアがホーシングという事もあり、足が左右繋がっている為
4独のように右リア左リアを使って姿勢を作り
アクセルでコントロールする事が構造上出来ないのですが
実車の場合、
それをほんと僅かですが、
遠心力をタイヤのヨレを使いアクセルで駆動力を使いつつ
姿勢をコントロールするという感覚がたまらないんです(^-^)
なのでアクセルを抜くと姿勢がタイヤのヨレの分でしかコントロール出来ない為
アクセルを抜く事が出来ない。
逆に言うとアクセルを踏む必要が必然的に生まれるという事。
ハチロクはアクセル踏みっぱなし![]()
は、そうしないとそうならないからやっているだけなんです(^-^)
ただそれが気持ち良いんです![]()
でも、ドリラジではタイヤのグリップ力が低くタイヤが硬い為
どうしてもその感覚が生み出せないと諦めていました。
しかし!
めちゃくちゃ軽量なLP86を始めて走らせた時に
あれっ??
そう、軽量がゆえのおもわぬ効果があったんです![]()
遠心力を駆動力でタイヤに留める感触
それは重量が軽くなれば当然掛かる車重の遠心力は小さい訳で
タイヤのグリップ力は小さくても掛かる遠心力のモーメントが小さくなれば
タイヤの負担も小さくなる。
これは構造上のフィーリングだけではどうにもならなかった事を
可能にしたのです。
構造がホーシングのように左右が繋がっている構造に
軽量という事での恩恵。
まさにハチロクのシミュレーターとしての可能性を感じました。
構造だけではどうにもならないという事を知らずに
それでもハチロクの楽しさをドリラジで求めたいと思い
試行錯誤した日々・・・
今となっては無駄な時間を使いましたが
今までのチャレンジが有ったからこそ
更なる高みへの道に繋がっていくのだと信じて・・・
この時は
元々ダブルウイッシュボーンの足を固定して
ホーシングのような状態にしていたので
キャンバーの調整等出来たのですが
※部品点数が増える
※部品が増えるという事はその分重くなる
※部品が増えるという事は壊れる部品が増える
それはAE86の軽さという武器を阻害する事にも
LP86のコンセプトの壊れにくいという事にも反してしまう・・・
物理的に難しい問題。。。
ある程度形も出来て来たので
それまでFRPの板で作っていたシャーシ等を
高級バージョンって事で
カーボンで作ってみる事に♫
カーボンにすると
レーシーでカッコいい♫
手で持った感触もカッチリしていて
良い感じ♫
しかし・・・
それまで色々修正していたはずなのに
実際に作ってみると
色々出てきます(汗)
ココも・・・
何度も調整してきたはずなのに・・
何故か
干渉するところが出てきたり
有り合わせで作った一号機の方が
なんでか良く走ってしまうという状況![]()
もう一度
1号機と2号機を見比べて
良い部分と悪い部分を追求し
修正しての繰り返し![]()
シンプルだからこそ
ちょっとした事で全てが変わってしまうので
ほんと難しいんです。
とにかく3Dプリンターで試作を作り
実際に走行してテスト
作り直して走行しての繰り返し。
安いシャーシだからそこまでやらなくても・・・
と沢山の方から言われますが
安いからこそ
買って満足して
ドリフトの楽しさを知ってもらい
ドリフトの世界に足を踏み入れるきっかけにならないと
作る意味が無いと考えるので![]()
まぁ~しかし
見た目のカッコ良さを求めて作った
カーボンVer![]()
これがほんとにビックリするくらい
全く走らない(笑)
ただ、FRPをカーボンに替えただけなのですが
しなりやヨレや振動の吸収のバランスが
FRPだったからこそ
という事に![]()
普通に考えるとFRPよりカーボンが
価格も高いし強度も有るし見た目もカッコ良いし
絶対に良いだろうと思うんですが
走らないなら要らないです(笑)
一応、その状態でまたモーターの位置を調整してみたり
各部分の位置関係を見直したバージョンを試作してテストしてみたり![]()
380サイズのブラシモーターで走るか??
車重の軽い「LP86」
380サイズのブラシモーターでも・・・
色々微調整しながらテストしてデータ取りの繰り返し
途中で形状変更した
フロントのアッパーアーム
最初は右から左まで1パーツで繋がっていたのですが
キャンバーの調整が出来るようにと
左右を別パーツにして
ネジ穴を開けておくことでキャンバーの調整が出来るようにと
やっていたのですが
これが、フロントのタイヤからの振動を吸収するのに
支点の位置関係の違いで左右が繋がっている形状の方が
振動を吸収するという事が判明![]()
切ったり貼ったり・・・
屋内コースで走行するには
そんなに気にならないのですが・・・
やっぱりアスファルトを走ると振動が気になる
唯一付いているダンパー
このダンパーはシャーシ全体の振動を少しでも吸収する為のダンパーなので
取り付けの位置を色々試してみたりしましたが
アスファルトの凸凹を吸収するには限界があるんですよね(汗)
走っている姿や走行から感じられる感触等を考慮すると
カッコ良く見せようとして開けていた穴等は
無い方が良さそうという事に
この時点で
何台分の部品を作った事か(汗)









































































