「LP86」は屋内サーキット(Pタイルやカラコンやカーペット)用として開発をしていますが
耐久テストも兼ねてアスファルトでも走らせています。
しかし、
凸凹の大きいアスファルト路面の場合には
路面のギャップを吸収する動く足が無い為
少しでもギャップによるシャーシの跳ねを少なくしたくて
ここの形状でなんとか変わったりしないかと・・
様々な逃げ加工を試したり
各部の強度や形状等を変更する事で
可能性が無いか試行錯誤したりしました。
更に、モーターマウントの形状や材質で
振動を吸収出来ないか試行錯誤
車軸に対してモーターの位置関係でも
モーターの重量が車軸に対して掛かる位置等でも
トラクションもですが、車自体の動きが変わったり
振動が車体に出やすくなったり・・・
例えば、
車軸の真上にモーターを配置すると
モーターが上下する動きをした時に
車軸からの上に突き上げる応力とモーターの重量が重力で下に落ちる力が
喧嘩して振動が大きくなって跳ねたりみたいな![]()
ほんと、シンプルだからこそ
ちょっとした事で色んな事が出て来ました。
そして、基本コンセプトの
部品点数を少なくし壊れる部品を極力なくす事
これは実際に作って耐久テストを繰り返し
様々なデータを集めるしか有りませんでした。
380ブラシモーター仕様で作った試作2号機は
バッテリーやボディまで走る状態にした時点での重量が
915gしか無い感じなので
そのうちバッテリーの重量はとても重い。
なのでバッテリーの位置はとても重要になります。
最初は、
ロングバッテリーを載せる設計(後からショートバッテリー仕様に変更しました)
せっかく軽量なので
ショートバッテリー用で設計し
ロングバッテリーを使用する場合はステーをカットして載せるように
した方が良いかな?
と思っていました。
Tバーの固定をどうするか?
2箇所で固定するのですが
この2箇所の距離や付ける場所で動きと車体のネジれる感覚が全然変わる為
あくまでも、ボディが付いた状態で
車として違和感の無い姿勢になる場所で設定する事を重視しました。
何度も何度も
試作を作りテストして・・
試作を作りテストして・・
フロントのアームも
厚みや形状を変更し
データを取り・・・
フロントロアアームもせっかくならカッコ良く見えるデザインにしたいなぁ~
って思ってみたり・・
アッパーを調整出来るようにしたら
キャンバーの調整が出来るかな?
とか![]()
しかし
それは
思った方向にならない事の方が多いんです。
ロアアームにはクラッシュした際に一番力が加わる為強度とシナリが無いと
折れやすくなってしまうんです。
壊れにくいくという事も重要なのでデザインよりも耐久性かな。。。
って事でこのデザインはボツに・・・
アッパーアームは、キャンバーの調整が出来るようにはなるけど・・
ダンパーの無いPL86は、このアッパーアームでも振動を吸収させる必要が有るんです。
この形状と取り付け設定だと、アッパーアームが「しなる」部分が無く
走行すると飛び跳ねてしまいました(笑)
まぁ、見た目はそれっぽくなったと思ったんですけどね![]()
もう一度基本に戻り
各部の細かい部分の見直しや修正の繰り返し
全体的なバランスの設定値の調整
ある程度のバランスを考えて固定したいところですが
走行環境等での微調整も出来るようにしたいので
必要の無い調整部分は出来る限り省き
必要で有る可能性の部分だけの調整がどの位なのかを
データを取り設定していきます。
沢山調整出来た方が良い?
沢山調整出来るように片っ端から調整穴を作って
後は購入頂いたユーザー様任せにした方が楽なんでしょうけど
調整する為にやっているのか?
走りたいからやっているのか?
まぁ、色々調整する事を楽しみたいなら他のシャーシでやれば良いですからね(^-^)
欲張って
調整穴を増やすと
走らなくなってしまったり(汗)
最初はアルミ製のモーターマウントで作る予定でしたが
この頃には販売価格を¥16800-(税抜)に抑えると決めたので
コストを考えると
金型代は掛かりますが
樹脂パーツで作らないと価格が合わなくなってしまう為
モーターマウント・・
あっ・・
コレ駄目なやつ(笑)
図面を作り直し![]()
金型を作る前提で設計を見直ししました。
まぁ、まだまだ課題は多いですが
やっと
製品としてのビジョンが見えて来た感じです(^-^)


























