再発治療 ~追記~ ⑥ | 「腹膜がん」になって13年目

「腹膜がん」になって13年目

腹膜がんステージⅣから始まって
13年目となりました
現在5回目の再発中.....

✿初発から現在までの治療歴は、サイドバーに書いています✿

脱感作について追記しておこうと思う

 

1回目の脱感作は2015年11月27日

 

2回目の脱感作は2015年12月22日

 

3回目の脱感作は2016年1月13日だった

 

当初2回の約束で治療を開始したが

 

3回脱感作をして画像診断することになった

 

TC療法ではなくDC療法だった

 

DC療法になった理由は・・・・

 

脱感作療法はアレルギーが発症した薬(カルボプラチン)を

 

希釈し時間をかけて点滴する方法のため

 

投与時間が、かなりかかる

 

よって併用する薬剤の時間がタキソテールより短い

 

ドセタキセルを選択したため

 

DC療法となったのだ

 

アレルギーの症状がでると、すぐ点滴を止めて

 

症状に応じステロイド、抗ヒスタミン薬の投薬を行う

 

症状が完全に消失して点滴を再開させるため

 

レジメン通りにいかず更に時間がかかる

 

私の場合は、何度かアレルギー症状がでたため

 

症状が消失する時間がかかったり

 

点滴の速度を調整したりしながらだったので

 

点滴を開始して終了するまでの時間は24時間を越えていた

 

1回目の脱感作の時に、中断されるかもしれないアレルギーを発症したため

 

2回目と3回目は長時間のレジメンで点滴となったが

 

お陰様で無事に3回ともDC療法を終えることができた

 

 

1回目のアレルギーを発症し中断されるかもと思ったときは

 

流石に泣いてしまった 

 

先生や看護師さんに対して泣いたりしたら

 

いけんやろと思って我慢したけれど・・・・

 

ここに至るまでの色んなことも思い出されて

 

涙をこらえることができなかった汗(泣いたこと反省してる・・・)

 

 

 

さてさて・・・・

 

脱感作のレジメンについてだが・・・

 

通常のレジメンと長時間のレジメンがある

 

通常のレジメンは

 

①前投薬

②併用抗がん剤

③カルボプラチン 1/1000 希釈 1時間

④カルボプラチン 1/100  希釈 1時間

⑤カルボプラチン 1/10   希釈 1時間

⑥カルボプラチン 原液       2時間

 

長時間のレジメンは

 

①前投薬

②併用抗がん剤

③カルボプラチン 1/1000 希釈  2時間

④カルボプラチン 1/100  希釈  2時間

⑤カルボプラチン 1/10   希釈  2時間

⑥カルボプラチン 原液       12時間

 

となっている

 

私はこの本を購入した

 



この本に脱感作のことも書いてある

 

その脱感作のページに 「これだけは押さえる!」

 

という項目のところに下記のことが記載されている

 

早期発見、早期対応には看護師による観察、ケアが不可欠

・いずれの濃度でもカルボプラチンの投与開始30分間は患者のベットサイドを離れない

患者が感じる予兆(背中、腰、胸部の違和感など)を見逃さない

・アレルギーが疑われる症状が出た場合はすぐに投与を中断する

投与回数が6回以上、再発などによる長期休薬後の再開時などは特に注意する             

 

私は、再発、長期休薬後の再開で通算8回目で

 

アレルギーを発症した

 

本に書かれてる通りだったあせる

 

 

それにしても・・・・

 

地元の医師のコメントだけど・・・・

 

脱感作しても、予後や寿命は変わらないとかむかっ

 

患者はあなた一人じゃないから緊急に間に合わないかもとかむかっ

 

病院を色々変わるのはよくないとかむかっ

 

あなたほどのアレルギーがでたら勝俣先生でも中断するとかむかっ

 

よう言うてくれたなあと思う

 

何なんでしょうね・・・・爆弾 ドンッ メラメラ

 

確かに脱感作は時間もかかるし

 

リスクも大きいし、医師も看護師さんも大変だと思う

 

でも脱感作をしてもらえることで

 

変わることはあると思うし

 

そう信じているし実感している

 

脱感作ができる病院が増えたらいいのになと思う

 

 

~つづく~

 

 

次は、脱感作を終えた後のことを追記します