再発治療 ~追記~ ② | 「腹膜がん」になって13年目

「腹膜がん」になって13年目

腹膜がんステージⅣから始まって
13年目となりました
現在5回目の再発中.....

✿初発から現在までの治療歴は、サイドバーに書いています✿

再発治療の追記のつづきです・・・・




2015年7月30日


KD総合病院 セカオピのこと・・・


電話予約の際に


セカオピで指名が多い医師は誰ですか?って


尋ねていたのでその医師にセカオピを依頼することができた


セカオピ当日、医師から、


「大変な手術を乗り越えてこられましたね よくがんばりましたね」


「再発は、これからは、病気と長い付き合いになります・・・・」


「覚悟して治療していきましょうね」


このセリフ忘れられない


涙を必死に堪え、まとめてきたことを質問をした



質問① 放射線について


     重粒子、陽子線、X線、IMRTについて聞いたが


     現状、該当するものはないと言われた



質問② 化学療法について


     薬剤耐性、 病理診断、TC療法の効果などを聞いた


     初発の時、TC療法がとても良く効いていたので


     (初発の治療から約2年半経過してからの再発だったので)


     今回も効く可能性が高いから


     TC療法をすすめると言われた



質問③ 温熱療法について


     すすめない



質問④ 免疫細胞療法について


     すすめない


 

質問⑤ 先進医療は


      適用がない



質問⑥ 腹腔ポートを留置して腹腔内に直接、抗がん剤を投与する

     

      経静脈内投与との併用で効果が期待できるか聞いたが


     すすめないと言われた




医師の解答に迷いを感じられなかったので


転院を希望する旨を伝え、こちらで治療できることになった


化学療法 TC療法をすることになった


早速、手配して頂き、8月4日から入院となった





2015年7月31日


九州 重粒子センターでのこと・・・・


前日にKD総合病院でTC療法をすることにしたが


重粒子の適応があるなら、化学療法と並行して


治療が可能か、重粒子ができるタイミングなど


直接、専門医に尋ねたかったので重粒子センターに行った


とても、素晴らしい医師に出会えた


納得のいく説明をして頂けた


結論から言うと


腫瘍と腸の間に、5ミリ以上の隙間がないので、できない


外科手術で、腸と腫瘍の間にスペーサーを入れ


照射する方法もあるが、


外科手術が困難な場所に腫瘍があるため


これも難しい


化学療法をして、腫瘍が小さくなり


腸との隙間が確保されれば


再検討できる可能性はあるが


私の場合は、腫瘍がお腹の深いところにあるため


腸を回避しながらの照射は困難であるとのことだった


化学療法をすすめますと言われた


その他、私の質問に丁寧に納得いくまで説明をしてくださった


私の場合についての症例数や入院しての治療について


今後、重粒子の相談について、率直な意見も聞くことができた


その時がきたときは、そちらの重粒子センターに尋ねてみようと思った


これで、8月4日からのTC療法について


何の迷いもなく、再発治療をしていこう!と決心できた



~つづく~



セカオピや専門医の意見の重要性を感じました


自分なりではありますが


納得できる選択は勇気と希望を与えてくれる


後悔のない選択は、生きる力へと繋がっていく


そう思える瞬間でした