ただこの産地は画像からも解ると思いますが、200m四方程の小さな場所で、ここへ訪れた2013年3月の時点で化石採取者は1家族だけと言う状態でした。 3ヶ月程の間にめぼしい場所は掘り尽くされたと言う事です。 聞いた話では1月には約80人程の採取者が各地からテント持参でキャンプしながら化石採取をしていたと言う事です。 何せ採取出来た化石がAkanthargesですから、一寸したゴールドラッシュ状態だったようです。

この産地はアクセスの良い場所ですが、大変狭い,,,

深さも浅く、化石採取場所としては理想的なのですが,,,

Struveaspisですね、この保存状態からすれば完体が出れば質の良い標本が手に入るだろうと思います。

原石屋はこの様な感じでキャンプしながら化石の採取をしています。 テントの先に見えるのが産地の全景です。 これだけです。

上は原石屋との交渉風景です。 こんな感じで化石の原石を手に入れます。

手に持っていたのはJorf産のCyphaspidesの原石です。 解るでしょうか? 方解石に成った白い部分の上に黒い部分が有ります。 これがCyphaspidesを縦に割った断面が見えている所なのです。
多くの場合原石はこの様な風に割れています。 割れいなくては化石の発見には繋がらないと言う訳です。 この原石は割れた部分を貼り合わせて、削り込んで行き標本にしていきます。

原石屋の話しのついでに、上の画像で化石の原石を説明している人物、古い知り合いなのですがmbarekiさんと言います。 現地では有名な原石屋の1人で、彼はAkantharges mbarekiの発見者なのです。 そんな訳でAkanthargesには彼の名が付いていたりします。