しっかし
よう 降るな
テレビの音も 聞こえんくらいだ
まぁ どーせ ついていても
見ていないのだが
でも 男は消そうとは しなかった
なぜなら
リモコンが遠いからだ
なぜ? あんな所に リモコンが
ベットの上に投げ
人が寝ている間に
落ちたに違いない
なんたる 悪魔の所業
もう ベットに横たわる男には起き上がる気力すら 感じられない
その距離ならば テレビの主電源のほうが 遥かに近い
しかし 主電源を落とすと
「あれ?なぜ つかない
くそっ 主電源が入っていない チッ」
と リモコンを手にしながら テレビに近づくという 事態に陥ってしまう
それだけは なんとか避けなければ…
ここで 男は思い付いた
「そうだ リモコンを移動させるリモコンを・・・・・・
もうっ どーでもいいから
早く 動けよ
オレ