うーん地球とは生物とは不思議で時としてすさまじいドラマを展開しますね!!
と言うのも小雨ぱらつく日曜日の朝、いつもの様に子供と練習に出かけようとチャリンコで走り出して程なくの所で
ちいさなスズメが雨にぬれてトコトコ歩いているですね。
この状況だったら大半の方が楠瀬誠志郎さんばりにほっとけないと思います!!
大接近しても逃げないうえに羽ばたいてるが飛んで行かない
巣から落ちたか、落ちたかケガしたかかなと周囲を見渡しても親らしき、巣らしきが見当たらないので思い保護!!子供にあっさり確保されひとまず自宅へ。
実際どうしようかはかなり困った。
過去何度もこのようなスズメと遭遇しては割と悲しい思いをするからだ!!
ただ今回のは見た感じケガ等は無さそうだし羽ばたいているのでもう少し所で飛べそうな感じである。
体中に「ダニ」みたいのがハンパじゃないのでひとまずベランダへ。

日曜なんで緊急対応している小鳥専門の病院と上野動物園に☎で質問。
セカンドオピニオンってことで2件に☎してみた
がっ、両者の回答はほぼぶれる事無く一緒。
このスズメは巣立ち雛と言われる段階で飛ぶ練習をしていて親が近くで見守っている可能性が高いと。
元に居た場所に戻してあげて下さい。その際雨をしのぐために屋根がある所においてやって下さい。
悲しい結末を迎えたとしてもそれは自然の摂理ですので、人間が介入してはいけません。
と心のどこかでは解っていた事だがやはりそうかと、とりあえず子供や嫁さんと行くと大変な事になると思い僕だけで元の場所に置いてこようと思っていた矢先、
「お母さん登場」とのLINE!!
実際僕らは練習に出かけていたので嫁さんからLINEで経過が報告されてきていたのですが感動もそうですがそれ以上に驚いた!!
たしかにこの子ずーっと鳴いていた。保護した場所から500m程の我が家のベランダで鳴いてる我が子の声を聞きつけて現れたんですよ!!
多分人間が便利さを手に入れた時に失った感覚なんでしょうね
こちとら500m離れればLINEやら何やらが無ければ見る事も、聴く事も出来なく、もちろん感じる事も出来ない。少し情けない感覚になった。
そのお母さんスズメはベランダの箱の中まで入って来て飛び方を教え、何度も飛行に失敗を重ねてはチャレンジし、僕らの帰ってくる頃には小スズメの声がベランダの更に上から聴こえた!!
徐々に遠ざかって行き今は何も聴こえない。
無事飛んで行ったようだ、多分今頃は大空を羽ばたいているだろう


「すずめの涙」ではすまない位涙が流れた「すずめに涙した」話。
さてさて時として逆のパターンもある訳で。なぜにこうも嫌われてしまうのか?
事の発端は次男が学校の図書室で借りて来た本
こいつです。恐るべき表紙

内容的には生体について書かれている図鑑です
嫁さんの第一声
「気持ち悪いから見せないで!!」
いや俺も嫌いだから気持ち解るけど本だよ?
それにスズメ見たときにはそんな事言わなかったじゃん!!
内容的にもおかしい所は多々有る。
後半に飼育?について触れているのですが
本の左下※印注意書き
●ごきぶりをかうときはお家のひとにかってもいいかきてからかいましょう。
もうひとつ通常の飼育方法には絶対記載されない事項。
●せわができなくなっても、ばいきんをはこぶこん虫なので、にがしてはいけません。さっちゅうざいなどで、ころすようにしましょう。
いやいや逃がすな殺せって、家の中で遭遇した時と待遇が変わらないじゃないですか。


うーんつくづくおかしい!!。
すずめの時に触れましたが彼らの身体のダニみたいなのはハンパじゃなかったです。
もしかしたらゴキちゃん以上に凄い可能性すら含んでいます。
なのにこの待遇の違い!!
本だけでも半ば差別とも言われかねない内容なのになぜこうも嫌われるのか?
僕もゴキちゃん嫌いだけど
ただ流石にここまで書かれていると気の毒なので嫌われる理由を考えてみた
1.黒いから→子供のアイドル「カブトムシ」も黒い。しかも裏側はほぼ同じ
2.速いから→ハエ等も速いけど血眼で殺される事はない。それに「黒い彗星」の異名で三連星と赤いあの方からのいいとこ取りでむしろ人気が出そうじゃないか!!
3.汚いから→たぶんスズメも負けず劣らず。
うーん確たるもんが無い
それによく考えたら「海老」「蟹」だって容姿は相当キてると思うよ!!
彼らは海に住んでいて、美味しい事が実証されているから嫌われないし、むしろ重宝される
例えば海老が山の岩の裏側に潜んでいる生き物で、岩どかした瞬間に高速移動で逃げて行ったら相当気持ち悪いと思うし。フナムシと変わらないのでは?
蟹もやはり同じ様な場所にいる生物だったら、生きたまま足を根本からもいで殻をわり肉を食べて「うわープリップリで美味しい!!」
とは言わないはずだ!!
ほんじゃゴキちゃんが美味しかったり人間社会への貢献度が高いと好かれる生き物なのか?たぶんそれは違うだろう。
ぼくなりに考えてみた結論はこうだ!!想像なのであしからず
人間とゴキちゃんの関係は石器時代よりさらにさかのぼり、恐らく居住権を争う対象だったのではないかと。
その時の家といったら洞穴や洞窟であったとしてそこには数々の生物が暮らしていたんだろうが人間側が追い出しに成功。よしこれで住めると思ったらごきちゃんの爆発的な繁殖力と生命力で居残りに成功!!当然人間側は激怒で徹底交戦となる、もしかしたら人間側が数に勝てなくやむなく出て行ったって事もあったのかもしれない。
おそらくゴキちゃん退治の際に一回は使ったことがあるであろう
「どこからはいってきた?」
おそらく始めて使われたであろう人間vsゴキちゃんの台詞。
そうゴキちゃんとは太古の昔から縄張り争いをしていたんじゃないかと。
エイリアンの様に最終的に数で家を占拠するなど、土足で勝手にどこからでも入ってくる奴らは人間にとって忌むべき相手。その遺伝子が僕たち現代人にも受け継がれているから必要以上なまでに嫌いなんじゃないかと。
DNAレベルで嫌っているんだろうね。
とこんな下らない事を考えた日曜日の深夜でした。