DDT
デンジャラス・ドライバー・テンリュウ
とは似て非なる物なのでご注意下さい。
いやいや台風が心配された10月27日、心配をよそに快晴に恵まれたので大森駅東口で開催していた
UTANフェスタ2013
に行って来ました。平たく言いますと地元大森の商店街のイベントなのですが、
目的は冒頭で触れました
DDTプロレス観戦です。驚く事に無料です!!
我が家とDDTと言えば「タノムサク鳥羽」選手ですが残念ながら出場は無しでした
残念ではあります。がしかし!!
鳥羽さんがいなくてもDDTは楽しめるんですよ!!
これ最近僕の中にあった違和感を解消してくれたんですよ。
僕と言いますか我が家は格闘技が好きなのでプロレス以外にもMMA、キック等の試合を見に行くのですが、MMA、キックの試合は「誰々が出場するから観戦に行く!!」見たいな感じが色濃いんです。
そりゃ僕にもごひいきの選手がいますからお金出してでも見に行きますよ。
がしかし超極論ですがごひいきの選手以外の試合は見てる様で見ていない。
下手したら興行名すら覚えていないなんて事も無い訳では無いです
ココに大きな違いがあったんです。誰々を見に来てるんではなく、DDTを見に来てるんですよ。
かつて格闘技が大ブームになった時の火付け役「PRIDE」がまさに同じ感覚でしたね
PRIDEが見たくてお金を出してチケットも買うし、言ってしまえばPRIDE
見たくてスカパー加入した様なもんですからね(笑)
ビジネス的に見ても感心する事多いですね。
いわゆるエンターテイメント、ショービジネスの世界。
楽な道のりではないはず。
DDTに限った話でなくプロレス観戦してると色んなビジネスのヒントが見えてくるんですよ
まず女性、子供がスゴく多い!!そしてその子供達の楽しそうな事なんのって
見て下さいこの写真(すんません拝借しました)、実は一緒に観戦していた友人家族の子供達です。
みんな自前のマスク持ってますからね。KISSのライブに行くのにメイクするのと同じですね(笑)観戦の姿勢が100点満点。
特にこの初代タイガーマスクの子(長男と同じ歳)はハンパじゃないです。何気にポーズがタイガーマスクの辺りでただ者じゃない事はお解り頂けると思います
この歳で昭和プロレスが語れ、入場曲のイントロだけで誰と当てる強者です!!
新日のオカダカズチカ選手が好きらしいです
そりゃ親の影響じゃん!!
っておっしゃる方もいると思いますが、確かにとっかかりは親が好きだからかもしれません。しかしその先の選択権は子供に有りますし、むしろ面白いか否かはよりシビアになります。
だって子供が2時間近くの興行見てて一切飽きてないんですよ!!
子供を2時間近く飽きさせないって相当スゴい事だと思いませんか?
子連れで公共の場へ行くときの悩みは一切解消!!
選手も運営も飽きさせないアクションやアナウンスがまたスゴいんですが
ちょろちょろする事も無くリング上で繰り広げられる闘いのワンダーランドに
目を輝かせながら「うぉー」やら「いけー」やら声だして応援してるんです。
事実我が家の2人の子供も昨年、鳥羽さんのご招待頂きDDT見に行ってから
飯伏幸太選手の虜です。まぁ僕も嫁もですが(笑)
子供らは今日行く前にサイン帳とペンと意気込みを持参。
「オレは今日、いぶしと写真を撮るんだ」と次男
残念ながら飯伏選手とは撮影出来ませんでしたが、ここまで子供らを夢中にさせられと親としちゃちょっと嫉妬しますね(笑)
長男も「ムーンサルトがチョー綺麗!!」とこと格闘技には厳しい評価を下す長男もご満悦。
かといって飯伏選手以外の試合は見ないかって言うとそうじゃないんだよね。
そんでサインと言えばなんだけど人気の理由が大会終了後にもあるんだよね。
まずリングの設営、撤去は選手がやってるの!!自分たちの仕事場を自分達で造り、片付ける。そんでその忙しい最中の合間をぬってファンが写真やサインを求めるんだけど、
いやな顔ひとつしないで、全てに応えてるの!!
しかもリング上と同じキャラクターでさ。
「なんだ実際違うんじゃん」
って事が無い様にだろうね。プロ意識がとても高い!!
私、マジで感動しました!!
我が家の子供も写真の子供達と一緒に
サインもらってご満悦。
プロレスのブランド戦略はかなり洗練されてると思いますよ
ましてやショービジネス界っていう華やかだけど超弱肉強食の世界で。
それには携わる社員(選手)の意識の高さが屋台骨になってるのは伺い知る事ができますね。
恐れ入りました!!