今週は冷え込みが厳しくなるようですね。
風邪などひかれないよう気を付けて下さいね!
さて、前回の唾液の話の続きです。
唾液の分泌量が少ないとお口の中の自浄作用が減少し虫歯菌が増殖することにより酸化が進みやすく虫歯になりやすくなります。
お年寄りとかですと、加齢やお薬の種類によって、唾液の分泌量が下がっていることに気がつかずに、今までと同じように歯ブラシされていると急に虫歯が増えるということもあります。
特に歯肉が退縮し、歯根面が露出していると歯牙の場合虫歯に罹患しやすくなります。
このような場合、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシの併用が重要になってきます。また、歯根の虫歯が心配な場合にはフッ素で予防も行います。
お口の状態はずーっと同じではないので、お口の変化に応じた口腔ケアが必要になります。
歯間ブラシの大きさも一つとっても、人それぞれ合うサイズがあります。
適切なサイズで行えているかわからなければ、使用しているのをお持ちいただき、適切なサイズか、もしくは2つのサイズの歯間ブラシを分けての使用をお勧めしたりとアドバイスさせて頂きますので、気になることやわからないことは気軽にかかりつけの先生や歯科衛生士にご相談してくださいね。
また、熱中症予防に気を付けておられたときはよく水分も摂られていたかとは思いますが、寒くなってきたこの時期もこまめに水分補給を心がけお口の中を潤してあげましょう。
唾液の分泌を促す唾液腺マッサージや舌のトレーニングも有効で、当院では健診時等にお話しもさて頂いております。
摂津市千里丘 前川歯科クリニック