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今日も昨年末のザルツブルク旅行のお話。
ザルツブルク滞在中、朝食はホテルで取らずに、カフェに行こうと計画していたダンナ様。
・・・こういうところだけしっかり計画。
ということで、2日目の朝食は「カフェモーツァルト」へ。
ダンナ様のお目当ては、「ザルツブルガーノッケルン」というお菓子。
メレンゲをオーブンで焼いたスフレらしく。。。
カフェに着いたのが朝10時半。
しかし、お店の前には
「温かいお食事の提供は11時からとなります。」
と書かれていたんです。
「あらぁ！ノッケルンはオーブンで焼くから、温かいデショ？11時からだったらどうしよウ！！」
と慌てるダンナ様。
・・・どうもしないよ。。。
11時まで待って入店すれば良いと助言するも、ずんずん中に入って行ったダンナ様。
慌てて後を追う子供達と私。
「お好きな席へどうぞ～！」
と言って我々のそばを足早に通り過ぎようとする店員さん。
そんな彼女に、突然、ダンナ様がこんなことを叫んだんです。
「スイマセェェェン！！今、ノッケルンは注文できますかァァァ！！」
普段、シャイがゆえに、外で人にものをたずねたり大きな声を出すのが苦手なダンナ様。
ノッケルンが食べれるかどうか知りたいあまり、足早に通り過ぎる店員さんを引き留めなきゃ！という気持ちが先走り、思わず大きな声を出してしまったのでしょう。
店員さんは一瞬びっくりし、周りのお客さんもこちらをチラチラ。
・・・同行者の私も仰天です。
結果。。。
「できますよ。」
とのこと。
「ありがとうございマスッ！」（嬉）
・・・と、こんな顔になったダンナ様なのでした。
そうして注文したザルツブルガーノッケルン。
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ちなみに、二人前で↓この水晶と同じぐらいのお値段です。
（写真クリックでHPへ／価格は2024年1月10日時点）
中は、
早速頂くと。。。
「なんか…卵の味ネ。。。」
と、浮かない顔をするダンナ様。
まあ、卵白を泡立てて焼いたお菓子なのでそんなもんでしょう。
↓今でも「得した！」と思ってしまう。
きっと、今のように美味しいお菓子が充実していない大昔だったら、美味しく感じたんだろうな～という雰囲気。
私にとっての↓これのような物でしょうか。
今も家にあるけど、手を付けていない。
（写真クリックでHPへ）
朝からあまり食事をしない私は、この巨大な甘味が辛くなり。。。
ダンナ様がほぼ食べ。
このアルプスの雪山のようなノッケルンの形を見て、
「このお菓子、スイスの山みたいだから、スイスで売ったらもっと売れるかもしれないね。」
と私が言うと、
「アイガー！メンヒ！ユングフラウ！（クスクス）」
とクスクス笑いながら、スイスの名峰で応答するダンナ様。
もうザルツブルクでは二度と注文することは無いと思いますが、スイスのお菓子として上陸したら、また食べてみようかな。
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