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(実際に届いたお花の写真はコチラ)
今日も昨日のお話の続き。
(昨日の記事はコチラ)
6歳の息子から「出ていけ」と言われ、夕食中に外に飛び出した私。
しかし!!
おりしもスイスはロックダウンが段階的緩和中。
・・・飲食店は開いていない。。。
日本のようにネットカフェなどがあればいいんですが、ここはそんなものがない場所スイス。
途方に暮れてしまいました。
すぐに帰るわけにはいかない!
ということで、私が足を向けたのは。。。
『スーパーマーケット』
徒歩圏内ではこれぐらいしか開いてないんです。。。
「ビールでも買って一本飲んだら家に帰ろう。」
しかしスーパーに足を踏み入れ、ビールコーナーに行くと。。。
「飲み残したら持って帰れないじゃん!」
ということで、私が買ったのは蓋つきのワイン。
昔だったら普通の750mlを購入して飲んでやるところですが、泥酔して帰るわけにはいかない!
とうことで、控えめに250ml。
おつまみも買ってやろう!
チーズコーナーに行き、手に取ったのは。。。
・・・子供向けのチーズ。
こらこら、思考回路が主婦過ぎるぞ(こつん!)
自分のやけ酒ですら、帰った時のこと、子供のランチボックスに詰めるものを考えている自分にビックリ!
朝まで飲み歩いていた頃には考えられないことです。
購入後、スーパーで飲むわけにはいかないので、手近なところで村の大駐車場へ。
ここだと適度な明かりがあり、近くにベンチもあるから怖くないですよね!
しかし。
この日は週末。
駐車場に近づくと先客あり!!
村のゴロツキ風の若者がたむろ中!(怖)
困ったわ~!どうしてこんな日に限って女子っぽく長い髪をおろし、ブーツなんて履いてきたんだろ、私。乱暴されちゃう!
そんな心配をしていましたが、私の近くを通る人は気味悪そうに離れていったので、周囲にはこんな風に見えていたのかもしれません↓
「ち…近づくんじゃないわよ!」
・・・長い髪&ブーツもいろいろです。
駐車場はちょっと怖かったので、少し離れた散歩道のベンチで宴開始!
鉄製のベンチが尻に冷たい
寒い。
携帯を眺めていると、着信があることに気づきました。
ダンナ様からの着信3回
たったの3回か。。。
そう思ってしまうのは、うちの父の何でもない時の着信がスゴイから!
かけてき過ぎやろ!
・・・この後、折り返したらなんの用でもなかったのですが。
しかし、ダンナ様からの着信をよく見ると、泣きながら謝るタマオからのボイスメールと、ペマコからのメッセージが。
ペマコ悲しいの。だってマミがいないから。お願い、本当にお願い帰って来て!マミが帰ってきたら、ペマコは嬉しいよ!大好きなペマコより。」
ダンナ様の携帯から打っているので、なんちゃってローマ字しか使えないペマコ。
それはさておき、「大好きなペマコより」じゃなくて「大好きなマミへ」じゃないかな。
日本にいるころ、周りから「寿命をすり減らしているように見える」と言われる生き方をしていた私。
・・・違う言い方をすれば、「バカみたいな生き方」をしてきたと言えるかもしれません。
何も考えていなかったその頃の私なら、朝まで酒を飲んで帰らなかったことでしょう。
結局、1時間ぐらいで帰宅を決意した私。
・・・ワインは2口しか飲まず、チーズは手を付けないままに。。。
徒歩10分程度の道のりを、
「子供達、どうしてるかな」
「帰ったら、おふくろ…いや、ダンナ様に怒られるわ~ 気が重い。。。」
と、トボトボ歩く私。
いろんな気持ちで家のドアを開けると、いつものメンツ・ペマタマ&ダンナ様の顔にホッと安堵。
今回の騒動の原因であるタマオに、
「またあんなこと言ったら、今度は出て行って帰ってこないからね!」
と言うと。。。
「ううん、タマオが出て行く(泣)」
とタマオ。
しかし続けて、
「タマオが15歳になったらね!」
と付け加えたのです。
反省の色な~し!
日々の生活の中で、私が「帰る場所」と思っていたのは日本の実家でしたが、本当の「帰る場所」はここなんだ。。。
泣きながら抱きついてくる子供達と、ほほ笑んでいるダンナ様を見てそんなことを感じた私。
当たり前に存在することで、その大切さをなんとなく見過ごしていたことを反省しました。
・・・私が猛烈に反省した話へつづく
↓怒られなくて良かったね!