このブログを始めたのが2010年。
子供が生まれるまでは、ダンナ様にスポットが当たった記事が多かったのですが。。。
そういえば、近頃めっきり影が薄いダンナ様。
私にとって、彼の位置付けは、
「赤ちゃんが生まれる前に飼われ、可愛がられていたものの、現在はそのお株を赤ちゃんに奪われてベビーカーの横に所在なく立っている愛犬」
といったところでしょうか。(ごめん)
さて。
今日は迷信のお話。
久々にダンナ様も登場です。
私、テキトーな性格ではありますが、迷信を気にするタイプ。
例えば、霊柩車を見てしまったら、親の死に目に会えるように素早く親指を隠すし、夜に爪を切る時は、これまた親の死に目に会えるよう、
「このツメ誰のツメ、このツメ犬のツメ」
と呪文を唱えてから切るようにしています。
・・・犬だったら親の死に目に会えなくていいのか?!
人間のエゴ丸出しの呪文です。
まあ、「そんなに親の死に目に立ち会いたいの?」と問われたら、「状況によるかな。ものすごく苦しんでるのとかは見たくないしさ」と、さほど熱心じゃない自分がいたりするわけです。
それはある夜の事。
私がソファでゴロゴロ転がっていると、別室から聞いたことある旋律が。
それはダンナ様が奏でる「アンパンマンマーチ」の口笛。
ちょっと!!
夜に口笛吹いたらヘビが来るでしょ!!
急いで抗議をしに行くと、
「でも、スイスにはヘビはいないよ」
とダンナ様。
え?!そうなの?
それは、「TOKIOはバンドグループ」という事実を知った時に感じた「へぇ!そうなんだ!」と同じぐらいの軽い驚きを私にもたらしました。
ちなみに野生の熊もスイスにはいないそうです。(ダンナ様談)
しかし、ヘビがいないからといって夜に口笛はやっぱり私には落ち着きません。
またある日の事。
今度はペマコを連れてお墓の近くを通りかかると、
「ねえ!あれ見て見て!!」
と、お墓を指さすペマコ。
珍しい墓石を見つけたのでしょうか。。。
しかし、私にとっては
「迷信:お墓を指さすと早死にする」
という自殺行為。
これを解消するには、指さした指を自分で噛むといいのだとか。
という事で、恐怖と焦りから、
「早く!早くその指を噛みなさい!!」
と鬼の形相でペマコに迫ります。
なぜだかプチ半狂乱の母親と、自分の指を噛まなければならない状態に追い込まれ、半分パニックになりながら指を噛むペマコ。
ごめんよ!ごめんよ!
あなたのために、母さん、こうするしかなかったんだよ。
傍から見たら、「あの母娘なにやってんだ?」な光景です。
ここで気になるのがスイスの迷信。
ダンナ様にたずねてみると。。。
「はしごが掛ってる下をくぐっちゃダメ!」
それは、迷信というより、どちらかというと「工事中のため立ち入り禁止」の仲間でしょ!
・・・こうやって、迷信というものは親から子へ語り継がれていくのでしょうか。。。
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