黒船襲来! | おじょーず!Life☆in スイス

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スイス人ダンナ様(日本語ペラペラ&ちょっぴり乙女系)&2人の子供達とのスイスライフを綴って行きます♪

毎日の活動場所がほとんど家という私。
そんな私が、知らない欧米人と触れ合う機会なんて稀。
しかし、なるべく彼らに関わらず、ひっそりと生きていきたいというスタンスを付き崩される事態が、たまにやって来るんです。

本日も年に数回あるかないかのソレがやってきました。

それは家の中の修繕。
近頃、シャッターを開閉するバーと食洗機が壊れ気味で、今日はシャッターの開閉するバーを修理する修理工がやって来ることに。
ドイツ語も英語もまともに話せない私には、戦戦恐恐な事態なんです!

もち!
日中仕事をしているダンナ様は不在。
戦力(在宅)は1歳児のムスメのみ。
・・・スライムすら倒せそうにないパーティです!

私の一番の悩み事は、修理工たちが十中八九、土足で入ってくること。
数年前、日本では全く考えられないその光景を初めて目にしたとき、


「ブーツでドアをドカーっと蹴ってルカーっと叫んでドカドカ行って・・・」

と、
『今夜はブギーバック』/小沢健二featuringスチャダラパー(古くてごめん)が、頭の中を駆け巡り、注意することも忘れて呆然。

それからというもの、黒船襲来(修理工がやって来る)前夜は、必要以上に気が重くなり、呪文のように、

「靴を脱いでください」

をドイツ語でブツブツ言いながら就寝。

そして黒船襲来当日。

玄関に迎えたペリー総督(修理工のお兄ちゃん)に圧倒されながら、しどろもどろにドイツ語で靴を脱いで欲しいことを伝えたんですが。。。
おそらく、私の言ってることを日本語に訳せば、

「ぼ、ぼぼ僕は、く、く靴を脱いで欲しいんだな」

と、まるで山下清画伯の

「ぼ、ぼぼ僕は、おにぎりが好きなんだな」

に通ずるような、たどたどしさと必死さが込められていたに違いありません。
…毎度毎度、この調子なんですが。

あまりに必死に見えたのか、ペリー総督は

「あぁ!問題ないよ!」

と、あっさり。

一方、我が軍唯一の戦力であるムスメと言えば。。。
いきなりペリー総督に「愛想を振りまく」という裏切り行為を見せ、敵に寝返りそうになるという場面も。
(↑そこから派生する雑談が苦手なワタシ)

一人で奮闘し、戦い抜いた30分。
(修理工のお兄ちゃんは、私がそんなこと考えてるなんて気づいてもいないだろうけど)
無事に工事は終了し、直ったばかりのシャッターの開閉バーをクルクル回しながら勝利に酔いしれた私なのでした。

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