こんにちは。
1000人の女性を笑顔にした
コーチ・カウンセラーの葉月千恵です。
今日は、3月まで所属していた
「子どものこころのコーチング協会」の
メルマガで配信した内容を
こちらのブログにも掲載しますね。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
事実をどう受け止めるかで
結果は幸せなものにも変われる
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
2021年2月のとある日の夜。
私は、
「うそ、うそ、うそ・・・!」
と胸が高鳴っていた。
はやる気持ちが抑えられません!!
スマホの画面の文字を読むスピードを超えて、どんどんスクロールしていく私の指先。
なんとなく情報を読み飛ばしながら 私は震える指でタップ。
「お申込み完了」まで行き着き、大きくため息をついた。
何をしていたかというと…
私が最近大好きになったお笑い芸人「かまいたち」のお笑いLiveチケットが、初めて取れたのです^^;
(特に濱家さんは私のドストライクのタイプ・・・!
背が高くて色白でおもしろくて、スーツが似合って、笑顔がかわいい!)
人気でいつもチケットが完売していたのに、このたび「空きあり」の日程を見つけられました。
もう嬉しくて嬉しくてたまらない!!
で す が、
後に、このお笑いLiveが取れた日は、長男(小6)の卒業式の前日。
午前授業で早くに帰宅する日だと、気づきます・・・。
お笑いLiveは、お昼の12時に新宿のルミネTHEよしもとで行なわれます。
通常の6時間授業であれば、子どもの帰宅に間に合って
「おかえり」
と言って出迎えられますが、午前授業では、間に合いません。
私の心の声は、
「長男の小学校最後の授業の日に、”おかえり”と言えず、カギを開けて帰ってきてもらうってどうよ?
しかも、仕事でなくお笑いで!」
というものでした。
これまでも仕事で私の方が帰宅が遅くなることはよくありました。
でも、私の中で
〈お笑いなんて、娯楽のことで〉
〈しかも、小学校最後の日に〉
ということが大きく引っかかったのです。
すごーく罪悪感がわいてきました。
よって、
「チケットは取れたけど、今回は見送ろう。
また4月の分のチケットも取れているんだし」
と、ほぼほぼ決心したのです。
(4月もチケット取っているんかーい!笑)
・・・だけど、未練はたらたらと残ります。
「あーー、行けるものなら行きたいなあ」
「4月まで待ちきれないよう」
「濱家さんに会いたかったなあ・・・」←
そんなある日、ご近所の受講生さんとお話しする機会がありました。
お笑いLiveの経緯を私が話すと、
「千恵さん、お子さんに話は聞いてみたんですか!?」
とコーチングのような質問をされてしまいました。
うっ、刺さる!
・・・さすが受講生さん!!笑。
そ、そうだよね・・・。
私が勝手に罪悪感を感じていただけであって、長男本人は、どう思うかわからない。
もちろん、彼が
「帰ってきたときにお母さんがいないと寂しい」
と言うならば、潔く今回のお笑いLiveは諦めようじゃないか。
この子が
「家にいてほしい」
と言うなら、私だっていてあげたいのだ。
ナイスな質問で気づかせてくれた、受講生さん、ありがとう!!
ああ、私はいつも受講生さんたちに 育ててもらっています(^^)
そうして、長男に直接、事の経緯を話して訊いてみました。
私)
「お母さん、かまいたちのお笑いも見に行きたい。
でも、卒業式の前日は”おかえり”と言って 長男を迎えたい気持ちもあるんだ。
長男はどう思う?」
長男)
「へ・・・?行ってきたら??
別に、気にしないけど・・・。
いつも通り帰ってきたら
弟とゲームをする、それだけだし~」
ときょとーんとした反応で、あっさりこのようなことを言われました^^;
あはは、もうこの子は大きくなっているんだなあ~・・・。
私は、長男が帰ってくるときに家にいないと 寂しい思いをさせてしまうんじゃないか。
私用で家を留守にするなんて、悪いお母さんだ・・・!
という思い込みがあったんですよね。
だけど、長男に話を訊くことで、勝手に私が罪悪感。
勝手に”小学校最後”という区切りを 意識していただけに過ぎない。
長男は、そんなこと何も気にしていないことが わかりました。
その結果、卒業式前日は 子どもたちに
「ありがとう~~!」
と、感謝の気持ちと共にかまいたちのお笑いLiveへ向かうことができました。
はじめて見る大好きなお笑い芸人の生の漫才は、感動モノでした!
そして、カッコよかった!
満たされた気持ちで、帰り
「ただいま~~~~!!」
と、私は笑顔で家に着いたのでした。
子どもたちは、ゲームをしながら
「おかえり~~~~!」
と 笑顔で待っていました(^^)
今回のケースの【事実】は
《お笑いLiveを見に行くことで、卒業式の前日に 子どもより帰りが遅くなる》
です。
私の事実に対する【受け止め方】は、当初は
《長男に寂しい思いをさせるかも・・・そんな私は悪い母親だ》
その【結果】、
《今回は、未練は残るけど見送ろう・・・》
ということになっていたでしょう。
長男本人に気持ちを訊いたわけでもなく、自分で判断したことなので、恐らくずっとモヤモヤが残りかねません。
反対に、長男に話を訊いてからは
【事実】
《お笑いLiveを見に行くことで、卒業式の前日に 子どもより帰りが遅くなること》
【受け止め方】
《長男は特に気にしていない。大丈夫!》
【結果】
《子どもたちに感謝しながら、お笑いLiveを見に行って、感動体験ができた。
家に帰ってからも私はご機嫌で、家族の雰囲気もおだやか》
というものになりました。
事実は変えられないけど、私たちは受け止め方は変えられます。
今回のケースでは、私の頭の中であーだこーだ考えず、子どもに話を訊くことで 受け止め方が変わった!という 体験でした(^^)
そして、翌日は親子で晴れ晴れしい気持ちでの卒業式となったのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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