就活生へ「挨拶は最初が肝心?」 | 人間力コミュニケーション基礎評論・講師 菅原藤理です。
先手必勝「挨拶」は馬鹿に出来ない。

面接会場や企業説明会などこそっと見学させて頂くと
不思議と言うくらい学生全員が「暗い」。
しかも拾われた子犬のような目をしている。
きっとあなたたちの頭の中では
「何を聞かれたらどうしようか・・」
「ここではこう答えよう・・」
緊張と共に「自分と闘っている」のだろう。

はっきり言おう。

外側から見れば全く無意味。
むしろ逆効果と考える。

みんなが同じ服装、表情、考え方、話し方、立ち居振る舞いをするなか
自分を出せていないし、みんな同じ金太郎飴である。

どこの大学やジョブカフェ等で何を教え込まれたかわからないが、
100人が同じ行動をとっていても意味がないと考えるのが当協会である。

表題に掲げたように、
まずはお世話になる相手に「挨拶は先手必勝」なのである。
ここで注意いただきたいのは、胸を張って爽やかに「声を張って」である。
これらは「若者」であるあなたたちの特権であり、年が上になればなるほどできないものだ。

ポイントは
言われてからするものではなく、「まず目に入った時点で」
おはようございます。今日は宜しくお願いいたします。など自分を表現することが最初だ。

自分と向き合うのは、会場に着く前まで。
それ以降は相手を意識し人として接することを第一としよう。

初めて会う人の場合、挨拶は互いの心理的バリアーを取り払い
お互いのコミュニケーションをとらせてください・・という意思表示であり
心の玄関なのだ。

緊張もするだろうし、頭の中は質疑応答イメージでいっぱいだろうが、
その通りになるはずがない。

もっとお相手の方を意識して「しっかりお話を聴いていれば」きちんと会話として返せるものだ。

日頃の会話する姿勢や、態度、メールやチャットなどに依存していると怖い現象が起きるのはあたりまえである。

面接官はただ
「あなたと会話したいだけ」である。

勘違いするな。
挨拶は先手必勝。
馬鹿にするならすればいい。

ただこれだけ申し上げておこう。
一人物事を考えて挨拶できないような最低社会人マナーも守れない人は論外であるということを。
緊張していたから・・
そんな子供みたいないい訳が通用するほど世間は甘くないということを。


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