■知っているとコミュニケーションがスムーズになる「心理的リアクタンス」

こんにちは。

今日のテーマは、「心理的リアクタンス」です。
このことを知っていると、コミュニケーションがスムーズになります。

特に、親子間ではこのことを念頭に置いておくと、
お互いに気持よく意志を伝え合うことができます。

心理的リアクタンスとは、
本来、人が持っている「自由に選択をしたい」という意志を外部から阻害されたとき、
そのことに対して反発心が生まれる心理のことです。

わかりやすいたとえは、
お母さんに「勉強しなさい！」と言われたら、
「今しようと思ってたのに！」と反発してしまう、
その心理のことです。

先ほども説明したように、「選択したい意志」を阻害したことが、
この反発心をうむ原因なのです。

立場が「上」と思うと、どうしても命令したり指示を出したりしがちですが、
その時に相手に選択の余地を与えることが大切なのです。

「勉強しなさい！」
という一択の言い方ではなく、
「今日は勉強するの？しないの？」
「今日は何時から勉強するの？」
など、選択肢を与えた言い方をするのが良いでしょう。

「心理的リアクタンス」、
ぜひ頭の片隅においてコミュニケーションをとってみてくださいね。

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