こんにちは!
ピュアラル・代表カウンセラーの小高千枝です。
DV、デートDV、モラルハラスメント(モラハラ)のご相談者が非常に多い
弊社ではございますが
夫婦間におけるDV、モラハラは毎日の生活をともにしているため
被害状況ははっきりとわかりやすく、日々の苦痛を味わうものの
関係性に対して
『おかしい』『違和感がある』という認識をはっきりと持つことも
早い傾向があります。
◆DV、デートDVについて
http://ameblo.jp/mcs-pureral/entry-10930251529.html
◆モラハラについて
http://ameblo.jp/mcs-pureral/entry-10929334993.html
勿論、共依存のスパイラルに入り込んでしまいますと
どうしても心が強く縛られます。
また、ご自身が被害者であることや共依存に入り込んでいることを
受け入れられないという心理も働きますが
何処かで見て見ぬふりをしていることもご自身が気付いているはずなのです。
◆共依存について
http://ameblo.jp/mcs-pureral/entry-10933935613.html
その受け入れが出来ると、歪んだ夫婦関係から脱することの道を
辿る準備が始まります。
それでは、デートDVはどうでしょうか。。。
夫婦間ではなく恋人同士間における身体的・精神的暴力です。
恋人同士には『生活』というものが無いため
『好き』という感情に振り回されがちです。
好きだから、許す。
好きだから、我慢する。
好きだから、従う。
相手を心から好きになるという感情は本来美しいものであるはずです。
その『好き』という感情の裏に恐怖心や嫌悪感が伴うことは
おかしなこと。
ただ、日常や生活が関わっていない点などからも
『好き』という感情の盲点にコントロールをされてしまいます。
性暴力被害ゼロネットワーク『しあわせなみだ』さんからの
ニュースレターを拝読し
恋人同士の本来の在り方について改めて考えました。
皆さんも是非、ご一読ください。
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こんにちは!しあわせなみだです。
11月12日から25日までの「女性に対する暴力をなくす運動」期間
11月25日から12月1日までの「性の健康週間」
同じく11月25日から12月1日までの「犯罪被害者週間」
12月1日の「世界エイズデー」
性暴力に関するキャンペーン期間が続きました。
誰もが情報と接しやすくなる「キャンペーン」を
通じて、自分のすぐ身近にある性暴力の存在を知るきっかけが
生まれれば・・・と思います。
それでは今週の「Tear's Letter」をお届けします!
デートDVという認識をもつことの難しさ
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デートDVは、「恋人同士の間で起こる暴力のこと」という説明が
よく行われます。
実際に10代や20代の若い世代の恋愛関係でもデートDVはたくさん起きています。
けれども、多くのカップルは、まさか自分たちの関係がデートDVに
当たるとは思い至っていません。
身体的暴力は、「これは暴力だ」とわかりやすいのですが、相手の
行動を束縛したり、相手の落ち度を責めるなどの精神的暴力や、
望まないタイミングや方法でのセックスや避妊に協力しないなどの
性的暴力は、「これは暴力だ」という認識になりにくいものです。
恋人のことをばかりを考えている「恋は盲目」状態のカップルに
とって、恋愛は楽しいものです。ところが、不平等で、束縛の多い
DVのカップルの恋愛は楽しいばかりでもありません。
けれども、「カップルとしてより親密になって、行動を共にし、相手のことを
何でも知っていることが、自然で幸せなこと」という恋愛観が
はびこっている社会において、相手とのコミュニケーションの中に、
たとえ束縛や境界線の侵害があったとしても、その行為の中に
「暴力性」や「加害者性」を見出すことは至難のワザです。
この「恋愛観の刷り込み」がデートDVに気づくことを困難にさせて
います。しかも、DV関係にあるカップルが「自分たちの関係性はDV
かも」という気づきに至らなければ問題の解決にもつながりません。
デートDVの多くは、対等な関係性において相手を尊重したり、
自己主張するコミュニケーションの方法や、人との境界線の
とり方を知らないことによって生じる「コミュニケーション/
境界線の問題」、そして現状の恋愛観を規定している女はこうある
べき、男とはこうあるべきといった「ジェンダー意識」が根底に
なって起きています。
デートDVを予防するためには、思春期以前の早い段階から、
人として相手を尊重する言動とはどのようなものか、お互いの
境界線を侵害しないで自己主張をするコミュニケーションの取り方、
そして、ジェンダー意識をいかに内面化しているかを内省する
視点をもつことが重要になってきます。
思春期以降のみなさんも、ぜひ自分や自分の周りにいる人たちが
DVの関係に陥っていないかを今一度見直し、対等なパートナーシップの
あり方について一緒に考えてみませんか?
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以前、私はエイズ/HIVの認知活動として厚生労働省管轄施設より
依頼を受け高校生・大学生を対象に
恋愛カウンセリングを行っていたことがあります。
堅苦しいカウンセリングを通してではなく
恋愛観や現在の彼・彼女との関係性から
『性』に対するお話をさせて頂いておりましたが
高校生の柔軟な心にアプローチをかけていく意味を感じました。
それなりに恋愛経験をしている現代の子たちではありますが
まだ10代です。
その10代の子たちへの働きかけは長い未来において
潜在意識の中に強く焼きつくものです。
教育の中で恋愛や性に対しての教えが整っていない日本です。
パートナーシップのあり方をどう子ども達に伝えていくか。。。
学校やご家庭の中で考えていただければと思います。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
メンタルケアサロン~ピュアラル
代表カウンセラー 小高千枝
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