訪問日:2024/7/13
【場所】千葉県千葉市中央区亥鼻
【築城年】1126年
【築城者・改修者】千葉常重
【城郭様式】平山城
【主な城主】千葉氏
【見所】①土塁②模擬天守
【廃城年】1516年
【御城印の有無・販売場所】
いのはな亭
【アクセス】
JR本千葉駅下車徒歩10分
【駐車場情報】
亥鼻公園駐車場
【周辺観光施設】
亥鼻山に築かれた平山城、別名千葉城と呼ばれ整備された亥鼻公園内に模擬天守が建てられています。平安時代、千葉常重公が上総国から下総国に移り住み居館を構えて以降、1455年千葉宗家が滅びるまでの千葉氏330年の拠点となりました。常重公の子常胤公は石橋山合戦で敗れた源頼朝公を助け鎌倉幕府樹立に貢献した武将で、その功績によって北は東北、南は九州まで多くの所領を得ました。亥鼻城跡で行われた発掘調査では鎌倉時代の城跡や館跡は発見されておらず、土塁などの遺構は戦国期の城跡と推測されています。
模擬天守(千葉市立郷土博物館)と千葉常胤騎馬像
源頼朝公の深い信任を得ていた千葉常胤公は、鎌倉を本拠とする様に進言するなど筆頭御家人として活躍した武将です。
模擬天守入口
駐車場からの眺め
土塁跡
主郭北西側に建てられている神明社、物見台跡と言われています。
神明社入口に建てられている石碑
主郭から神明社へ向かう通路、堀切にも見えます。
城跡北側の台地下にある「お茶の水」と呼ばれる井戸跡、この井戸から汲んだ水で千葉常胤公がお茶をたて、源頼朝公に献じたという伝説が残されています。
智光院、1456年千葉家の内乱を経て千葉家を相続した馬加康胤公によって建立されたと言われています。
御城印