こんにちは。
メンタルケア心理士®のなぎさです。
ついに厚生省でもアマビエさんが公式に登用されましたね。
アマビエさんは疫病が流行る時にその姿を絵にして人々が見ることで、疫病が収束するとされている日本の伝承です。
私の手持ち妖怪図鑑にあったかしら…。(私は妖怪とか大好きです)
さて、新型コロナについてです。
https://www.sato-seiyaku.co.jp/healthcare/respiratory2.html
私たちが「風邪ひいた~」という時の原因は上記です。
インフルエンザウイルスはとても有名ですね。小さなお子様をお持ちでしたら、RSは毎年耳にすると思います。
ここにコロナウイルスがあります。
私たちのひく風邪にもコロナウイルスはいるのですね。
そのコロナに新型が出た。これが現在世界を震撼させている新型コロナウイルスです。つまり、非常に厄介な風邪なのです。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について より転載
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染があげられていますが、接触感染というのもあります。
これは感染者さんに触れたら即自分も感染!というものではなく、汚染されている飛沫に触れた手で、上記のような目・鼻・口などの粘膜に触れることで感染します。
ですから、粘膜に付着を防ぎたいので手洗いをしましょうという理屈になります。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について より転載
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
コロナウイルスはエンベロープという脂質の二重膜を外側に持っています。
脂質の膜なので、石鹸成分で膜を破壊することができます。
ですから石鹸での手洗いが効果的ということが分かりますね。
手洗いのタイミングも上画像にありますが、こんなに頻繁に手洗いしていたら手荒れしちゃう!というのはごもっともです。
ですからハンドクリームなどで保湿をお願いします。
肌荒れは、例えていうなら肌表面が毛羽だった状態です。そこから細菌感染などが起きますので、保湿をして肌表面が蓋をされたような状態にしましょう。
アルコール消毒は1プッシュしっかり押して、爪の間もきちんと消毒液に浸してくださいね。
この新型コロナウイルス感染拡大防止のために、多くの人が手洗いをするようになった結果…インフルエンザ流行第二波が起きていないと小児科の医師がTwitterで発言していました。
(第一波は年末、第二波が年明け)
それだけ皆さん、正しい手洗いをしていなかったってことなんです…。
手洗いしましょうね!!
帰宅したらまず手洗いして、それからからマスクを外しましょう!
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について より転載
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
そしてこの3つの密は避けていきましょう。
- 換気の悪い密閉空間を避ける
- 多数が集まる密集場所に行かない
- 間近で会話や発声をする密接場面をつくらない
換気も大切ですし、集会、総会、会議なども避けたほうが無難です。今はネットで対応することもできますね。
例えばLINEなどではグループでビデオチャットが可能。Skypeと同じですね。これを使えば会わずとも顔を見て会議も可能です。
様々なビデオチャットツールはありますのでテレワークなどでご活用くださればと思います。
度々報道では「濃厚接触」という言葉が出てきます。
「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当 する者である。
- 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を 含む)があった者
- 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者 ・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
- その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として 2 メートル)で、必 要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者(患者の症状などから患者の感染性 を総合的に判断する)。
国立感染症研究所 新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2020年3月12日暫定版) より
マスクをした状態で会話しても、2メートル離れましょう。会話をするときはマスクを外さない、です。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について より転載
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
このために、私たち一人ひとりが外出を控えましょう。
どうしても、今すぐそれをしないと、絶対に困ってしまう──これは不要不急に当たりません。
生活を維持するために必要な行動は大丈夫です。例えば食品の買い物だとして、家族全員で買い物をするのではなく一人で買い物に行くなど対策が可能です。
私で例えるなら、市の保健推進事業の総会は不要不急なので行きませんし、実際中止になりました。議案は絶対に会場で拍手や挙手で意思表示をしなくてはならないのではないので、書面決議でなんとかなります。
リスクマネジメントとして、
- その行事(事業)を今まで通り行うことでのリスク
- リスク対策で何が出来るのかピックアップ
- 対策をした状態で開催したらリスクは減るのか
- 参加者と主催者、どちらにリスクが大きいか
これを考えます。
4で主催者だけが大変!準備が色々忙しい!となるだけで参加者に感染リスクがないのであれば実施できます。
ここの見極めは感情的にするのではなく、数字でリスクを表現するとよいですよ。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について より転載
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
風邪っぽい症状がある時は無理せずご自宅で休んでください。
風邪のウイルスは数日でキレイさっぱりなくなるのではないので、1週間はのんびりしてくださいね。
症状が出て、4日(乳幼児や妊婦さん、基礎疾患がある方は2日)経っても熱が全然引かない、匂いや味が全然しなくなった、呼吸が苦しいなどがある時は、各都道府県にある「帰国者・接触者相談センター」に電話でお問い合わせください。
厚生労働省の こちら から各都道府県の番号がありますのでご参照くださいね。
「〇〇が効くらしいよ~」
などの情報に惑わされないためにも、厚生労働省の情報をチェックしてくださるとありがたいです。
厚労省のホームページQR
一人ひとりが意識して感染予防に努めましょう。
ネットで情報検索する時は「新型コロナウイルス」で検索すると眉唾物情報が多く出てきますので、「COVID-19」で検索されることをおすすめします。
今は平時ではなく有事です。