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メンタルケア心理士®・上級心理カウンセラーな県内初のチャプレンによる心と魂を励ますブログ

こんにちは。

メンタルケア心理士®のなぎさです。

 

今、全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス。

この対策として様々なことが言われていますが、根拠があるものから、いわゆる「眉唾物」まであります。

 

2か月ほど前には「博士号を持った学友の知人が中国のシンセンの病院で働いていますが~新型コロナウイルスは26~27度で死滅するからたくさんお湯を飲んでください」が流行りました。

Nsからこれが回ってきて、(;´Д`)エー…となりました…。

 

最近では「日赤病院のドクターから『広く拡散してほしい!!』と来たメッセージ。イブプロフェンは絶対にだめ、アセトアミノフェンだけです~~」というのが出回っています。

私はNsから来たという形でこれが来て、(;´Д`)エー…となりました…。

 

現役薬剤研究している薬剤師に確認しましたが、新旧コロナウイルスにイブプロフェンが禁忌である根拠はありません。コロナとは別の病気に対して注意はありますが、コロナに関しては出ていない。

ないにも関わらずイブプロフェンはダメだと全世界で嘘が駆け巡っている状況です。

37.5℃を超える発熱が続き、ロキソニンであれカロナールであれバファリンであれ、解熱剤を飲んだら落ち着くのに薬効が切れたらすぐ熱が上がる…というのが、4日(子供と妊婦、基礎疾患ありの方は2日)続いたら、すぐに帰国者・接触者相談センター電話です。

 

ちなみに私はバファリンを飲むと吐き気が出て、ロキソニンを飲むと薬疹が出るという副作用が出る体質なので、カロナールが頼りですえーん

 

 

そこで、元外来Nsとして受診されるすべての方にお願いです。

 

診察室に入ってからもマスクを外さないで医師とお話してください。

むしろ外さないでください。

口腔内や咽頭を見たい時は医師が「マスク外してください」と言ってくださるので、それまではマスクをしていてください。

マスクをしたまま誰かとお喋りするのは決して失礼にはあたりません。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

病棟や外来は、この感染症の最前線です。最も危険に曝されています。

彼ら医療者・コメディカルスタッフを守らなければ、私たちは他の病気で受診治療を受けたくても医療提供者がいなくなり、結果として医療を受けられない事態になります(医療崩壊)。

これをどうしても避けたいのです。

 

当院内では2月の時点でサージカルマスクの在庫が厳しくなり、外来は〇日1枚、病棟は〇日1枚というものになり、3月には発注してもマスクが入ってこない状況になりました。

今月には医局掲示板では「マスクなくなったらハンカチと輪ゴムで…」という掲示までありましたアセアセ

内視鏡などの検査も緊急以外は中止され、歯科でも処置が一部中止されています。かなり緊迫した状況にあります。

 

政府の布マスク配布によって、サージカルマスクが医療介護現場に潤沢にまわるように切に願っています。

 

病院に来る人は全員マスク着用。

病院から来てくださいと連絡があったご家族以外は来ないでください──というものもあります。

 

そこまでしても安心できないのは、敵が私たち人間の目には見えないほど小さいウイルスだからですね。

最前線の医療者は、自分が感染リスクがとても高いことを覚悟して仕事をしています。

他県知人の看護師さんは、ご自分を家庭内隔離しています。

 

どうか、最前線で患者さんのために命を曝しながら仕事をする医療者が主にあって守られますように。

また、各県・全世界の新型コロナウイルス感染された方々の早期回復と心の平安を祈ります。

 

なにより、患者さん・医療者さんなど関係なく、このウイルスに関わる人々が不当な差別を受けている状況があります。

(個人情報を晒され、ご家族まで巻き込んで近所に謝罪に回る状況)

もちろん、不要不急な外出をして自ら拾いに行きました!wwでは責められることがあるのですが…、警戒していたにも関わらず、というのはもはや不可抗力ですので、そこは敵を見誤らないようにしなければと思います。

 

敵はウイルスです。その人ではありません。

 

私が仕事をしているのは前線ではなく、いわば後方支援になります。

後方支援は前線部隊が活動できるように支援する仕事です。

ですから、私がやることは、新型コロナウイルスについて根拠のある情報を周囲に伝達し、混乱(集団パニック)を避けることだと思います。

 

ということで、厚生省のホームページをぜひご覧ください。こちらでは噂などではなく明確な数字などで最新情報が出ています。

次記事では厚生省発表の予防策をご紹介していきます。

 

みなさま不要不急の外出は避け、どうかご安全に。