北朝鮮が、またミサイルを発射しました。
日本政府の対応は、非難を表明して、国連の安保理事会を招集してもらい、経済的な制裁を強める方法を採っています。
私も:現段階では、これしかないと思います。
安部さんは、『このまま進めれば北朝鮮に明るい未来はない事を認識させることが重要だ』と言っています。
但し、これは日本から見た認識でしょうね。
北朝鮮の立場は明確です。
自分たちが生き残るためには、アメリカと対等に話し合える核抑止力を持つことが唯一無二の方法であると考えていて、
今後もぶれることは絶対ないでしょう。
カダフィもフセインも核開発を放棄した者の末路を知っています。
彼らにすれば、アメリカもロシアも中国も自国の防衛の為に、核開発を突き進めてきたのに、自分達(北朝鮮)が何故同じ事をしてはいけないのか?
自分達にも自国を防衛するために核開発をする権利がある。
と主張しているのです。
これからも粛々と実験を続けていくことは間違いありません。
一方、世界では1968年に調印された条核不拡散約(NPT)は、核兵器保有国が、自分達は保有するが、他国は認めないというもので、本来核保有国も備蓄を一段と縮小しなければならない義務を負っているのですが、最近は一向に縮小は進んでいない状況にあります。
今年になって、国連で核兵器禁止条約が122の国連加盟国によって採択されましたが、この中に核保有国は一国も入っていません。
従って、実効性は全く無いと言えるでしょう。
もちろん日本もアメリカの核の傘に入っていますので、議論にすら参加していません。
唯一の被爆国としては寂しいですね。
所詮みんな自分勝手なのです。
今の言葉で言えば、自分ファーストなのです。
現状核を保有しているとされているのは、アメリカ合衆国、ロシア(ソ連からの継承)、イギリス、フランス、中国の五大国のほか、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルの9カ国です(イスラエルも?)。
今日のミサイル発射実験を、アメリカは『特に脅威ではない』とコメントしていますが、
私には、顔をつぶされても反発する手段が無く、その結果の逃げのコメントのに見えます(先日日本や韓国を意識した『同盟国の脅威になることも許せない』と言っていた言葉と違和感があります。)
私は昨年から言っていますが、アメリカは先制攻撃は出来ません。
韓国への反撃を完全に防ぐ事は出来ない為に、多くの犠牲者が出るからです。
北朝鮮が先制攻撃をすれば、アメリカは直ちに徹底的に北朝鮮を殲滅することは確かです。
アメリカは、アメリカ本土を攻撃する能力を持つ前の今の段階のうちに
何とかしようとスイス等で非公式に話し合っているようですが、無理だと思います。
北朝鮮は、アメリカ本土を攻撃する能力を持って初めて対等な交渉が出来ると考えているのですから、絶対に開発実験を止めることはありません。
中国は、北朝鮮に核は持ってほしく無いのですが、北朝鮮自体は無くてはならない緩衝国なのです。
最近は、言うことを聞かなくなっていて困っていますが、アメリカが先制攻撃をすれば黙っていないでしょう。
では、どうしたらよいのでしょうか?
私は、このまま進んで北朝鮮がアメリカ本土を攻撃できる能力を持ったことをお互いが認識してから、話し合いが始まる事になるのでしょうが、みんなが納得する解決案は出来ないだろう。
従って、延々と交渉が続き不安定な情勢が続く事になると考えています。
実のところ、アメリカも、中国も、クーデターを期待しているのではないかと思っています(画策している可能性は十分にあります)。
そうでないと、昔日本が石油を止められた時と同じ事が起きないとも限りません(真珠湾攻撃)。
もしくは、アメリカは今のうちに北朝鮮が何か攻撃できる理由の付く事をしでかしてくれないかと期待しているかもしれません。
韓国人や日本人と多少の駐韓・駐日米軍の犠牲があっても攻撃できる理由さえあれば、攻撃する可能性は高いと思います。
アメリカ本土に到達する能力を持つ前にと考えてもおかしくありません。
アメリカファーストですから。
最近、日本の中にも中国や北朝鮮、韓国の情勢を踏まえて、核保有論を主張する人が居ますが、私は、絶対に反対です!
先の敗戦の時に誓った平和主義を守ります!
相手がピストルを持っていたら機関銃を持つような考え方には、絶対に反対です。
『相手が攻めてきたらどうするの?黙って殺されるの?』
という質問にはこう答えます。
『攻めてくるような事態にならないように外交努力を必死にする。
また、ある程度の通常兵器は所有し、自衛隊で守る(憲法は今の段階では変えない)。
万が一攻めてきたら、逃げる。
逃げられなければ、その時に持っているこん棒ででも戦って守る。
それで殺される事になっても、決して核兵器や生物兵器は持たない。』
本当?
と言われそうですが、ここ数年よくよく考えた結論です。本当です。






