過重負荷。 | 日々此探究。

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カレーとメタルをメインに書いているブログです。
メタルって,音楽のジャンルの事です。
カレー以外の料理についても書きます。
お花の事も書きます。

つまり,自分の思う事を好きなように書き綴ります。
どうぞ,ごゆるりと。

超絶ご無沙汰です,主のきりんです。
最後に書いたのいつだよ!
超絶放置中だよ!!!
…完全についったと顔本に入り浸っています,すみませんorz



そんで何で急に浮上して来たかと言うと…
去る8月14日,
Dragonforceの新譜『Maximum Overlord』が発売されましたー!

結局それかい~!!www



イギリスのバンドでメンバーの国籍は色取りどり,
その曲はパワーメタル界でも屈指の速さを誇る曲ばかりが並び,
特に
Sam TotmanとHerman Liの二人による高速ツインリードギターが有名です。

ちなみに俺がメタルに足を突っ込んだ入口を作ってくれちゃったのがこのバンドだったりします。
なので凄く愛着もあるんですよ。
更に彼ら,物凄く日本大好きなんですよね…事あるごとに来日してる印象があるしw



さて,曲ごとの個人的な感想です。



1曲目のThe Gameは早いうちからPV付きでようつべに公開されてました。
アルバム中でも屈指の疾走曲で,4thまでのドラフォを思い出させます。
それでいてとてもスラッシーなリフが垣間見れたりと,今までのドラフォとは違う印象を受ける曲です。
更にバッキングボーカルにはTRIVIUMのMatthew Kiichi Heafyが参戦。
グロウルと低いクリーンの両使いで曲に深みを出しています。

2曲目はこれも疾走曲ですがドラフォにしてはちょっと毛色の違う曲。
アルバムの中でもかなり浮いている曲ですが,これがまたいいアクセントとなってます。

3曲目は今までのドラフォを思い出させる曲調と疾走感で突っ走ります。
ここに来て初めて,「ドラフォの新譜だ…!」ってイメージが湧き上がるかもしれませんね。

4曲目はミドルテンポ。
前作のCry Thunderの流れを汲む曲です。
最後まで勇壮に進み続ける曲になっています。

5曲目は日本人が一番気に入りそうな曲かも知れませんね。
Rhapsodyやルカの様なシンフォニックメタルに通じるメロディーラインと,まるでアニソンやゲームBGMを聴いているかのような曲作り。
それもそのはず,作曲はドラフォ屈指のアニオタで知られるベーシストのFrédéric Leclercq。
フレッドは,今アルバムのSpecial Thanksに『悪魔城ドラキュラ』と『宇宙刑事ギャバン』の名前を出しているほどです…w

6曲目はミドルテンポ。
バラードでは…ないと思うんだけどどうなんだろ?
でも凄く深みがあって,5曲目での盛り上がりを落ち着かせてくれるような楽曲です。

7曲目はこれまた発売前にようつべで公開されていた楽曲。
新譜発売の情報と共に一番最初に公開された曲ですね。
過去のドラフォの楽曲にもよく見られる,突き抜けた綺麗なコーラスが特徴的な曲だと思います。
ただし曲自体は1曲目同様,ややスラッシーかなーという印象を受けました。

8曲目は低い目の音域からザクザク刻み始めるギターが,やはりスラッシーな印象を与えます。
作曲に関わったサム曰く,やはりイメージは日本のゲームBGMらしく,うちらにとってはとても耳に馴染みやすい曲に仕上がっていると思います。
更にテンポと音の密度が大きく変わる曲なので,アクセントが効いてて飽きにくい曲と言う印象を受けました。

9曲目は
今までのドラフォらしい曲。
最後に持ってくるのにちょうどいい疾走感と突き抜けた明るさのある曲です。

10曲目はドラフォ初のカバー曲。
原曲はJohnny Cashによるこの曲。




この曲は発売直前くらいからようつべで公開が始まったのですが,
原曲があると知らず聴き惚れてしまいました…w
あまりにもドラフォらしく編曲されていてとてもびっくりしました。
そして,まさに〆にふさわしい曲になっていると思います。


…で,通常版はここまで。
以下,限定版のボートラの感想を。
ドラフォのボートラは,ボートラにしておくには惜しい楽曲ばかりなんですw
そりゃ値の張る限定国内版を買うさねw

さて11曲目。
ミドルテンポの勇壮な印象を抱く楽曲です。
前作Power Withinに収録されてそうな,音の一つ一つをしっかりさせた曲のような印象を受けました。

12曲目。こちらもミドルテンポです。
前曲よりは更にゆっくり目かな?
これまでのバラードに通じる音の造りと,でも勇壮さを合わせた曲です。
楽曲のヘヴィさとコーラスの心地よさが上手く合わさった曲だと思います。
ギターソロは早さよりも質や重厚さに重きが置かれてて,ドラフォらしさとはちょっと違った印象を与えています。

13曲目は異質な曲パート2。
展開がプログレの様で面白いです。
更にアルバム2曲目に通じる毛色の違いが,ここに来て飽きさせない工夫になっているのかなーと感じました。
そして今作で多用されているゲーム音楽っぽさが強く光る曲でもあります。
やっぱり日本人が好みそうだなーと,聴いてて思いました。

14曲目,こちらは日本オンリーのボートラになります。
ミドルテンポの短調曲。
音の重さに重きが置かれてる曲だなーと感じました。
どちらかと言えば突き抜けた明るさで疾走する印象のあるドラフォにしてみれば,とてもとても珍しい曲な気がします。
間奏のギターソロを挟んでから多少明るくなる感じはしますが,残り30秒とかでなってもねぇw

15曲目,ドラフォです。
何言ってんだ?www
いえ,ドラフォなんです。(真顔)
これこそドラフォの曲!って言う,今までのファンが一番乗れそうな曲がこの曲です。
疾走感と明るさ。
やっぱりこれがあってこそのドラフォかなーと思いますw

16曲目は初のInstrumental。
ドラフォらしい音の多さと速さを伴った短いインストが本当の〆です。
パッケージではRimixってなってんだけど,こんな曲前にあったっけ…?
しかし,歌が入ったの聴きたいなーと思わせるには十分なインストです。


と言う事で国内限定版全16曲,自分なりに感想を書いてみたわけですが…
たぶんドラフォじゃなかったらここまで気力ないわwww
何だかんだでドラフォ大好きなんだろうなぁwww



っつー事で総評?
個人的には,ドラフォ史上最高傑作のアルバムだと思います。
大真面目。

ただ速いだけでなく,音が多いだけでなく,凄く作り込まれてる気がします。
ボートラも含めて全く手を抜かず。
まぁ,このアルバムのツアーとかやったら90分くらいでライヴも終了しちゃうと思いますけどねwww
演奏するのも歌うのも,これは続かないってwww
でもそーゆーところが大好きですw

そんなわけで購入してから暇があれば聴きまくってますw



ところで。
お久しぶりです。
ついったやリアルの方で関わりのある方はご存知かも知れませんが,元気にやってますw
勿論今でも週末は料理をしてますし,ワケわからんもの作ってはついったに写真あげてたりもします。
酒も飲んでます。
それはもう,たくさん。
控えなきゃなーとも思います。思うだけです。
そんな感じで変わらずやっておりますw