本日は5月23日(日) 巳の日ヘビで弁財天様や宇賀神様、蛇神様の御縁日ですお願い

 

明日は午の日(うまのひ)です🦊 大昔、白蛇様の住んでいる京都の稲荷山に

お稲荷様が午の日に降臨したのが云われで、

お稲荷様の御縁日が午の日になったそうです拍手

 

蛇神様~弁天様と宇賀神様

~お稲荷様、柁枳尼天様は何らかの繋がりがあります二重丸

 

今回は私が在籍していた、東京都八王子市の高尾山薬王院の修験道(山伏)についてお話します。

 

前回の記事です

 

高尾山薬王院のホームページです。(山伏の詳しいことが書いてあります)

 

私の経緯や最初のお話はこちらです

 

 

!?山伏って何をやってる人、などとたまに聞かれたり、修行ばかりやってるのはてなマーク等と

分からないことだらけだと思います。

詳しいことはウイキペディアと上記の高尾山薬王院のホームページでご覧ください。

 

実際にあなたは何やってたんですか!?と、のお答えをします。

 

私の場合は 高尾山薬王院修験道 護法会 というプロの山伏の集団に在籍していました。

最初は、修験得度をして真言宗なので弘法大師空海様の弟子と修験道開祖の 役の行者 神変大菩薩様

弟子になって始まります。

 

不動明王様と飯縄大権現様の代理で皆さんの為に働く事になりますお願い

 

一年間の加行から始まります、お坊さんと同じ様な修行や勉学をしていきます。!!

高尾山護法会はそのプラス(それ以上)があったので大変でした。

 

構成員は薬王院のお坊さんを始め、僧職を持っている他のお寺のお坊さん、

修験道で生計を立てている行者さん、私の様な他の仕事が生業の行者さん達で成り立っていました。

 

名誉総裁は高尾山薬王院の代々の山主様(御前様)で

実際のトップは護法会会長となります。当時は私の師匠の加藤義晴です。

(加藤会長は代々の山伏で伝説の山伏といわれたお方で、皆さんから馬込の師匠と呼ばれていました)

ちょっと、生き神様か生き仏様みたいな方でしたハッ
 

護法会会長となると修験階位は相当な立場になります。

いわゆる相当な法力所持者でないといけません。(今時 法力なんて言葉は聞かないとは思います)

 

高尾山の年間の行事や高尾山以外の神社仏閣の行事参加など毎月何らかのお仕事がありました。

会員各自はそれぞれ基本的にはお坊さんですので毎日のお勤めや仏事、

自分で組んだ修行行程を日々行なっていきます。 それが  といいます。 

行を積む といいますお願い

 

一年で一番大きな行事が3月の火渡り祭と

8月の八王子祭りで八王子市営球場で行う火渡り祭です。 

現在では薬王院主祭ですが当時は高尾山修験道護法会が主催という形を取っていました。

 

例えば高尾山代表でこちらも参加させていただきました。

 

奈良吉野~熊野道ユネスコ文化遺産認定

 

平成17年5月24日「祈りの大護摩供」出仕 

~奈良・吉野・金峯山寺修験道大結集~奈良県吉野郡にある

金峯山修験本宗総本山金峯山寺の蔵王堂御宝前において修験道大集結「祈りの大護摩供」を厳修しました。

下の段から3段目の向かって左端から4人目が40代頃の私です。

京都や奈良を始め色々な神社仏閣、霊山に出仕やお勤めに参加させていただいたのは

何よりのでしたお願い

 

 

高尾山薬王院界隈での行事とお勤めはこんな感じでした。

 

不動明王様や本尊の飯縄大権現様とお山のお手伝いなので、御助法といいます。

 

以下、私は先法螺先達というで単独で法螺貝を吹く担当をしていましたので毎回の行事で

法螺貝をソロで吹くコンサートマスターみたいな担当をしていました。

他の皆さんも法螺貝は吹きっぱなしですびっくり

 

時には教頭といって(学校の教頭ではありません)

お経や真言、御法号の先頭をお唱えして職衆を先導するお役目もします。

 

 

1月 初詣、新春大護摩九供養

年末の12月31日~高尾山に登って元旦~3日か7日まで薬王院に泊まり込みで

僧職と山伏全員で護摩供の御祈祷です。

早朝の初日の出の時間は高尾山山頂の迎光祭でお天道様にお勤めです。

年末年始は殆ど睡眠がとれません。

 

間に初甲子再と初午祭があります。

 

2月 節分追儺式

2月の2日~3日まで薬王院に泊まり込みで全員で護摩供の御祈祷と

節分の追儺式です。当時は有名人が沢山来ていただきました。

 

3月、日曜日 火渡り祭炎

3日前位から泊まり込みで会場と用具、護摩壇、祭壇の準備

個人の何種類もの配役によって、 例えば法弓、宝剣、法斧の練習

当日は山麓の不動院に集合してJR高尾山駅から山麓自動車祈祷の会場まで

道のりを連行して会場へ。

そして柴燈大護摩供~火渡りへと進みます。

 

4月 滝開き 滝行道場の琵琶滝と蛇滝

(滝行道場は1年中開いてます。要するそこにいらっしゃる神仏の御供養と

 溜まった穢れや邪気を祓う為の御祈祷、お祓い、御供養をして一年間の

 滝行道場が無事に使える様にする儀式です。)

 私が清浄払い等のお祓い担当でした。

 

  春季大祭 

 高尾山山内を大勢の関係者と連行をしながら、最後に

 仏舎利塔のある有喜苑で柴燈護摩供を行います。

 

二重丸この日の午後から私達は大連行を行います。

JR高尾山駅から高尾山ケーブルカー駅まで

信者さんのご自宅や一般宅や高尾山関係者の施設、商店、事業所に各所訪問して、

御祈祷とお祓いとその日限定のお札をお渡しする為に全員で2班に分かれて行います。

(お祓いを何十軒もやるわけです、大変な行です!

 

三礼、護身法、般若心経、祓え祭文、真言、御法号、祈願文、等々、護身法解除、三礼

以上を一軒づつ行って御祈祷をしていきますお願い拍手

 

総数は当時90軒近くありましたが年々減ってしまい現在ではどうなっていることでしょうか。

 

 

5月~7月 各色々な行事があります。

 

8月 八王子祭り 火渡り祭炎 と大花火大会花火びっくり 

JR八王子駅北口近くに集まって甲州街道沿いを何十人の山伏と僧職が練り歩きます。

 

大きな各交差点で代表者が清浄払い(神塩で清めて)とお祓い(幣束と祭文)をしながら

会場の八王子市営野球場まで進んでいきます。その間他の皆さんは般若心経とご真言ですお願い

法螺貝は鳴りっぱなしです。

私は大体が清浄払いとお祓い担当でした。

(これをやるとなぜか事故がおきてません。)

そして会場にて火渡り祭です炎 これが終わると一斉に大花火大会が始まります花火

真夏の火渡り祭はとても暑いというか、酷暑を通り過ぎています炎

 

今となっては夏の素晴らしい風景でしたニコニコ

 

10月 秋季大祭 

御稚児さん行列が可愛いです 

 とにかく連行と柴燈護摩です。

​​​

   滝じまい

 琵琶滝はお不動様系の道場で炎 

蛇滝は青龍大権現様の神様系の道場です龍 全員でを一年間のお祓いをさせていただきました。

 

4月の内容と同じですが夏と秋の狭間の何ともいえない高尾山の独特な季節感が良い感じです。

 

その他 他での御祈祷や柴燈護摩供養やお祓い等お呼びいただいて行う場合がありました。

 

二重丸浅草で会合

キラキラ高尾山薬王院 浅草分霊院 (割とご存じない方がいると思います)

 高尾山薬王院には東京都台東区浅草に分霊院があって御本尊 飯縄大権現様がいらっしゃいます。

 

そこで護法会の会議が定期的にありましたが場所も場所なのか会員同士の

もめ事とケンカがよくありました! (ある意味良い時代でした)

だいたいが

高尾の山伏は妖怪みたいな、おじさんおばさんの集合隊でしたのでニコニコ

 

どの季節の行事もその間、ずーっと錫杖を振って般若心経と真言と御法号を唱えてます。

法螺貝もずーっと鳴らしてます!!

 

般若心経と真言と御法号は何千何万回とお唱えしたでしょうか!?

それでも仏様はまだまだとおっしゃいますハッ

 

大雑把に以上の様な感じのお話しでした、いかがでしょうか。

古き良き日の高尾山かもしれません笑い泣き

 

ちゃんとお山からその日の御手当(法禄)と飲食はいただいていましたので

ありがたかったですお願い

 

人生の貴重な経験や他ではできない様な修行をさせていただいたのは何よりの宝です。

本当にありがとうございました。

 

南無飯縄大権現お願い

 

本日もありがとうございました犬 鶴島大顕 源聖

 

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 日本の秘境へ      宜しくお願いします。
にほんブログ村

 

にほんブログ村 旅行ブログ 巡礼へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 旅行ブログ パワースポット・スピリチュアルスポットへ
にほんブログ村