本日は5月19日(金)です。

昨日は神奈川県秦野市の白笹稲荷神社に、

今日は東京都港区赤坂の豊川稲荷東京別院に参拝させていただきましたお願い

 

白笹稲荷神社 新緑の季節で境内がとても綺麗です。

 

白笹稲荷様は宇迦之御魂大神様で神道の日本のお稲荷様で、

豊川稲荷様は柁枳尼眞天様で仏教の外国の

お稲荷様で別じゃない!? と思われていますが。

(お稲荷様のそれぞれ個々の説明はとても長くなりますので今回は省かせていただきます)

 

本題は私の在籍していた、

高尾山薬王院修験道についてお話したいのですがその前にです!

神仏習合が分からないと修験道が見えてきません。

 

(簡単に説明します)

日本のスピリチャル界を見ている皆さんは神社と神様のことしか知らない方が沢山いると思います。

 

日本には神社以外の場所にも沢山の神仏がいらっしゃいます。

しかも仏教やお寺はお葬式専門の場所だと思っている方も大勢います。

 

私のいる世界の真言密教の弘法大師空海様の教えだと

神様仏様も外国の神様も人間様と動物も魂あるものすべてが大日如来の化身で一緒ですが、

それを差し置いてのお話です。

(影響はあります)

 

キラキラ現在は明治維新以後の廃仏毀釈令で全く別の扱いになりましたが、それ以前は一緒でした。

お寺も神社も日本の神様も仏教の神様仏様も仲良く一緒でした。

いわゆる神仏習合、神仏混合でした!!

 

日本人の良い所のハッ 外国の物でも日本に合えば受け入れてしまう風土と体制があったからです。

しかもそれらをアレンジしてさらに日本流に良い物にしてしまいます。

それが日本の信仰や宗教にも多大にありますキラキラ

 

古来から二千数百年の間、江戸時代末期までそれでやってきましたおねがい

 

明治維新後に明治政府による

廃仏毀釈でお寺や偶像崇拝禁止で仏像も壊されて、陰陽道も禁止令

修験道も禁止令がでました。

それらは裏ではどうにか密かに生き延びて

やがて仏教やお寺は再興が早く進んで立ち直りました。修験道も同時に再興されましたニコニコ

 

現在は両極端に神社かお寺か、、、又は神仏習合のお寺か神社のパターンです。

 

神社も歴史や由来で神仏混合が色濃く残っている神社があります。

お寺も仏教宗派や歴史由来によって様々です。

 

それらのことが現代の皆さんが混乱している要因の一つなのかもしれません。

 

密教系の真言宗や天台宗だけは神仏習合をかたくなに守っている場合が多いです。

弘法大師空海様と伝教大師最澄様の教えや影響と修験道発祥の本山的な要素もあります。

 

禅宗のお寺は密教の良い所を受け入れて保ってきました。

豊川稲荷妙嚴寺が特筆すべき良い例です。

 

一般の方達にはどれが神社かお寺かさっぱり分からない場合が多々あります。

パターンとして多いのは次の5つですルンルン 

(学ばないと見分けることができないかもしれません)

 

1,元々お寺でしたが無理やり日本の神様を勧請して主祭神にして神社にした。

 (神社の名前は伏せます)

 

2,元々神仏習合で神護寺、神宮寺としてお寺も神社も一緒の境内にあってお寺側が経営していた。

  その後、神社だけ残した。

  伏見稲荷大社や寒川神社、愛宕神社、  

  琴平神社 等々多数

 

3,元々神仏習合の霊山で お寺を壊すか別の場所にしてそこへ神社を建ててなるべく距離を離す。

  そして両方存在させる。

  大山阿夫利神社と大山寺 (私的には悪い気がしてません、両方好きです)

  気づきこのパターンは日本国中に沢山あります。両方残っただけでも素晴らしいと思いますルンルン

 

4,多少の困難と変化があったが大本山過ぎてあまり変わっていないか、

  凄すぎて明治政府も手を出せなかった霊山で大寺院。

  高野山金剛峰寺、比叡山延暦寺 その一帯。 奈良吉野~大峰山系

 

5,明治神宮などの維新後に出来た神社はそのまま神社。

 

6,最初から神社です。 (実は少ないです)

 

7,元々、神仏混合色が強く廃仏毀釈と神仏分離をうまくかわしたお寺。

  高尾山薬王院 (飯縄本社を日本の神様の神社として鳥居を堅固にして死守した)

 この他多数の寺社。

 結構お寺や神社のの神職さんやお坊さんの努力や協力でなんだかんだで逃げ切った例は実は

 沢山あります。(素晴らしいです)

 

8,(鳥居を守った例です、なんでお寺なのに鳥居があるのか政府から言及されたそうです)

  豊川稲荷妙嚴寺(愛知県本山) 色々な理由と説法で鳥居は残ったそうです。

 さすが禅宗です!!

 

!? ここで皆さん勘違いしていると思われます。鳥居です。

鳥居は元々日本の神社が発祥ではありません、

 

古代の神社には近代形式の

鳥居はありませんでした、細い しめ縄や結界を示す縄や木々(縄張り)が最初です。

しかも御社自体も普通の神社にはない場合が多かったそうです。

 

 一つの解釈ですが古代仏教やヒンズー教、古代ユダヤ教の一派の石でできた 

 トーラー が由来の確立が高いです。 見た目は日本の鳥居その物です。

とーらー、とーりー です!

 

そして狛犬様もそうです。仏教や失われた大陸由来です。

あ、うん という言葉は仁王様の阿慶と運慶は元より実際は

密教の曼荼羅の胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の大日如来のアとウンが起源で

他の宗教文化の狛犬と獅子を結び付けて神社に置いたのが由来です。

 

現在の神社や神道が日本独特の文化と歴史になったのは間違いありません。

日本人が長い間形成したきたものですから。

 

ただ全部が日本製で神社神道が日本独自の発祥で、神様自体も日本発祥というのは

限界があり、無理があります。

日本人自体が混血人種なのですから。

日本書紀や古事記は当時の勝ち組が作った書物です。

 

仏教伝来以前に、原始仏教やヒンズー教や異教の神様仏様も渡来人と文化と共に沢山やってきました。

お稲荷様や弁財天様はその典型的な神様です。

 

現在の神社形式や神様が確立されたのは奈良時代以降です。

それ以前は日本の本当の古来の神様は天津神、国津神もありません。

現在の神社、神道もすでに外国由来の要素がふんだんに入っています。

 

それらがいけないといっているのではなく。

現代の神社は素晴らしく私も大好きですが、神社だけでは本当の日本が見えません。

そして本当の神様の姿が見えてきません。

 

元々、神仏混合、神仏習合で何の分け隔てもない世界なのです。

人間の環境や人種や宗教感で分けたり、変わってしまったのです。

 

だから神仏習合の修験道という

日本独特の宗教文化世界があります。

 

密教を基本に、

仏教、チベット密教、神道、古神道、ヒンズー教、ジャイナ教、道教、陰陽道、ユダヤ教、

その他諸々の神仏習合スーパーハイブリッド、

超が付くほどの世界中の神仏と宗教と文化歴史が融合した、者達がいます。

 

修験道、山伏達です。  ここまで引っ張りましたピリピリ

 

次回は私のいた、高尾山薬王院の修験道のお話をします。

 

本日はどうもありがとうございましたお願い犬ニコニコ

 

鶴島大顕

 

 

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