本日はお稲荷様についてお話します。

前のブログにも書いてきましたが皆さんにとって一番身近で一番分からない神仏がお稲荷様やダキニ天様と龍神様だと思います犬

現在は龍神様ブームだといわれてます龍

 

神社とても重要なことなので何回かに分けてお話していきます。

最近はご存じの方も増えてきたかと思います。

豊川稲荷様は豊川閣妙嚴寺でお寺でダキニ天様の柁枳尼眞天様がおられます。

伏見稲荷大社は宇迦之御魂大神様を始め多くのお稲荷様がおられる神社です。(江戸時代まではお寺もあり、別当寺院で住職もおられました)

 

現在の表向きは 明治政府の神仏分離政策で神社と神道を優先する世の中にして神社仏閣、神仏混合であった状態が仏様の方を壊すか他へ移すかではっきり分けてしまいました。良くも悪くもその状態が現在です。

 

実は現在も豊川稲荷でも日本系の神社系のお稲荷様をお祀りしていますし、伏見稲荷大社でも豊川閣という豊川稲荷の柁枳尼眞天様もお祀りしています。(どうにか神仏混合を保っています)

 

当家と当社でも柁枳尼眞天様の御神体と宇迦之御魂命様のお札をお祀りしています。

 

前のブログで神様と仏様の違いをお話しています。

 

 

私自身、修験道の先達をしていた高尾山薬王院の飯縄大権現様もダキニ天様です。 

 

最近の世の中はインターネット上の間違った専門家や、霊能者さん達や似非能力者がお稲荷様やダキニ天様の間違った解釈や情報を流している状況です。 一部の神道系の霊能者さん達がダキニ天様を退治する話や、真言宗、天台宗や弘法大師空海様や伝教大師最澄様を悪魔崇拝の宗教、創始者呼ばわりをしています。

ムカムカ一番迷惑しているのがお稲荷様やダキニ天様達です。

 

現在のスピリチャル関係の世界はやりたい放題です

しかもブロガー同士、能力者(霊能者、行者)同士のつぶし合いが頻繁に見受けられます。 それを見ている閲覧者が輪をかけて煽り立てます。

危ないのは変なことや儀式や修法まがいの事を行い、コックリさんでは済まない状況にしています。 日本の結界を壊しています。

 

 

最初に結論からいいますと。お稲荷様、ダキニ天様は全部一緒です。

こう書くと多くの意見が出ると思います。矛盾していて分からなくなるかもしれませんが、これからお話していくことで理解していただければと思いますニコニコ

 

現在はどうなのかは分かりませんが仏教伝来で朝廷に仏教を取り入れてからは天皇陛下の即位の時の潅頂式の際に豊受大神様の印と真言を天皇陛下がお坊さんである伝法大阿闍梨から授かる儀式が幕末まで続いたそうです。その真言と印はダキニ天様の真言と印だそうです。

 

前のブログに書いた秦氏、秦一族と弘法大師空海様が大きく影響していたことは間違いがありません。

その代表が伏見稲荷大社です。

お大師様と秦氏が尽力して整えたお山です。

 

もう一つ結論からいう、現在でのそれぞれの神社仏閣の決まり、シキタリでお祀りや参拝をするのが適切かと思います。

 

ダキニ天様はお寺にいて柏手は打たない、お経をあげる。

日本のお稲荷様は神社で柏手を打ち、祝詞を奏上する。

 

どちらも同じなのは般若心経と真言をあげるのと、お供物は油揚げとお酒や肉類以外のお供物は同じということです。

 

ですが根本と真髄は同じなんです。を分かってお稲荷様達を始め多くの神仏に向き合っていただきたいからです。

そうすることで 生き方や、悩みからの脱出、お願い事の成就が変わって来るからです!!

 

日本の神道は2600有余年で歴史もあり、とても良くできていてこの国にぴったり合っていて素晴らしい信仰であり宗教です。私も大好きです。

 

ですが人間や動植物、自然界、あの世から地獄まで,それから、、、、、

他の次元の魂や生き物まで日本の神道だけでは成りったっていきません。

宇宙全体や多次元宇宙までのシステムには全く通用しなくなります。

 

キリスト教やイスラム教、ユダヤ教の旧約聖書の兄弟宗教

仏教といってもお釈迦様が生まれる前からの原始仏教やヒンズー教や

ジャイナ教、ラマ教そしてチベット密教、真言密教、そしてその国々や土地で自然崇拝の信仰や人間や動植物崇拝から始まった宗教や、エジプトやギリシャ神話や中国の道教や各国各地の宗教。

 

その中で古代何十万年前から現在まで続く世界でもまれな長い歴史の自然崇拝信仰が日本国の神様信仰ですお願い

 それは神道でも仏教という名前でもありません、実際は。

人間に分かり安くするために神道とか仏教のシステムを作ったことも事実です。悪いことばかりではありません。

 

2600年前というのも本当は定かではありませんが日本の権力者や時代が宗教をその時その時に変えてアレンジしてきました。

その上で古事記や日本書紀も素晴らしい書物です。

仏教の経典もそうです。 中には事実も書いています。

その時代に合った、当時の人間(聖人)達と神仏と共同で作った

信仰の形、宗教です。

 

さてお稲荷様とダキニ天様はどうしたらいいでしょう、というか私達人間はどうお付き合いしていけばいいでしょうか。

 

やはり、お稲荷様、ダキニ天様を広めた真言宗の開祖の弘法大師空海様の真言密教が少しでも分かっていただかないとお稲荷様だけではなくて、大黒天様、弁才天様、牛頭天王様、金毘羅様、龍神様、等々も分からなくなってしまいます。

 

そこで真言密教の修験道の教えというか、大日如来様の世界感が必要に成ります。 密教の曼荼羅が良く表していると思います。

 

普通の一般の人が宗教関係なく神様や仏様に信仰として向き合える生き方が修験道です。 お坊さんや神主さんでなくてもいい世界です。

私の様な修験得度をした人間もいます。自由です。

(日本の良いとこ取りの信仰形態です、神様。仏様、悪魔も妖怪も動物も自然も皆一つの大宇宙の魂から出てきて皆一緒の考え方です)

すべて大日如来の化身です。

 

その代表の神仏がお稲荷様、ダキニ天様です。

お稲荷様達も眷属様達も大日如来様の化身ということですお願い

 

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  これからは神社仏閣の御案内や勉強会などを本格的に行っていきます。 LINEを通して連絡をお願いします。

 

   次回もお稲荷様、ダキニ天様のお話をしたいと思っています。

        どうぞ宜しく御願いいたします犬 鶴島