「不健康な人の生存権を侵すな」 |  国際マッケンジー協会日本支部公式ブログ

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 McKenzie Method® of Mechanical Diagnosis and Therapy®(MDT)は、 腰痛や首の痛み、手足の痛みなどで悩む人が、そうした症状によって損なわれている健康を、
 その人自身が主体的に回復することを支援する評価・治療・セルフマネージメントを包括したシステムです。

【外部リンク】

健康は義務ではない「予防医療」を医療費抑制の道具にするな 

(2019.1.27.BuzzFeed Newsより)


「健康は義務ではない。権利です」「不健康な人の生存権を侵すな」(リンク記事本文より)

病気や障害を持っていることも権利。国家レベルで健康に関するインセンティブが強化されることになれば、生じる恐れのある別の問題も懸念しなければいけないという事ですね…この視点はいままでありませんでした。


ただ、自分の健康に対する関心や管理意識を持つことが、結果的に疾病や障害への抑制力となることも少なからず有る筈。また分野においても条件に差があるかと思います。

誤解を恐れず申し上げれば、バランスの問題ですが)国民ひとりひとりの自己管理意識を底上げするという意味である程度の自己責任能力を問うことは必要ではないかと思います。(巷の「自己責任論」は過激な論調なものが多い印象ですが)これはあくまで私個人の見解ですが...みなさんはどう思われますか?


もちろん「自己責任」という言葉を盾に取って、社会保障制度や世間の風潮が病気や障害を持った人達を蔑ろにするようなことがあっては決してならない、病気になってしまったら本人の責任と突き放すような態度は絶対いけないと思います。そことはちゃんと線引きをしなきゃいけないかと。


※投稿内容は個人の意見であり特定の団体を代表するものではありません。




国際マッケンジー協会認定セラピスト

神崎 勝和