私がマッケンジー法を選んだわけ |  国際マッケンジー協会日本支部公式ブログ

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 McKenzie Method® of Mechanical Diagnosis and Therapy®(MDT)は、 腰痛や首の痛み、手足の痛みなどで悩む人が、そうした症状によって損なわれている健康を、
 その人自身が主体的に回復することを支援する評価・治療・セルフマネージメントを包括したシステムです。


ブログを読んでくださりありがとうございます。
認定セラピストの鈴木と申します。

世の中には
◯◯式や◯◯法、◯◯リリースなど様々な治療法や技術が溢れかえっています。

中にはたった◯秒で驚きの…
など魔法のような物までありますよね。

そんな数ある物の中で
なぜ私がマッケンジー法を選んだのか。



以前、急性腰痛(いわゆるギックリ腰)の治療には安静が推奨されていたそうです。

ところが今日の腰痛ガイドラインでは安静は推奨されておらず、むしろ動かした方が良いとあります。

いったいどういうことなんでしょう?

当時の自分は資格を取得して1年目でよく分かりませんでした。

その後も学生時代に勉強したことや先生から教わった内容が次々と覆っていきました。

医療は日進月歩とはよく言いますが、技術進歩に伴い今まで良しとされていた事が実は効果が無かったり、無いどころか悪影響を与えていた可能性があるなんていうことまで…

たった数年です。
たった数年で次々と新常識が出てくるんです。

そんな中で出てきた自分なりの答えは

数年もすれば医学的な根拠や常識は変わるが
数年では人の体の構造は変わらない。

ということです。

この自分の答えとマッケンジー法が物凄くマッチするんです。

マッケンジー法は評価法です。
実際に体を動かしてみて現れる反応(事実)をもとにその人に適切な運動がどんなものかを見極めます。
もちろん医学的根拠などは無視せず考慮はします。
ですが反応(事実)を最重要視します。

数年後、医学的な根拠や常識はまた変わっているかもしれません。

もしそうなってもブレずに自分のやり方を貫いている医療人でありたい。

これが私がマッケンジー法を選んだわけ です。

大して面白くもない内容になってしまいましたが最後までお付き合いくださり感謝します。

少しでも早く正しいマッケンジー法が日本にもっと広がることを願います。


国際マッケンジー協会認定セラピスト
柔道整復師 鈴木 雄大