今日は巳の日なので、お金にまつわる話を!
上の子が小学校1年生の時、お金について勉強させる機会がありました。
コンビニやスーパーに行っても「買って買って」が止まらず。
一つの値段は小さいものですが、毎回買うのもどうなのかなと思い、考えた末、娘とある約束をしました。
「今日のこのお菓子はママが買ってあげる。でも次スーパーに来るときには買わないから、自分でお金を持っておいで。」
娘はその時お年玉でお金がたくさん持っている。
ニコニコしながら「うん!」と言いました。
ある日娘は自分の財布を持って、買う気満々で一緒にスーパーへ。
スーパーに自分で並んでお金をはらう。
自分で好きなものが買えることに、とてもうれしそう。
また次の日コンビニに行く用事があり、「わたしもいく!」と自分の財布を持って買い物に行きました。
また大好きなお菓子を買って満足家に帰りました。
それが何回か続いた時に、
娘が突然青ざめて「ママお金がない!」と言いました。
ママ「なんでだと思う?」
娘「わかんない」
ママ「よーく考えて何にお金使ったか考えてごらんて。」
この前チョコ買った。
この前お菓子買った。
この前かわいいリボン買った。
次々自分で買ったものは出てきました。
1つずつじゃあ計算してみよう。
一緒に計算してみたら娘の財布にあった金額に一緒になりました。
お金は使ったら減るんだよ。
そのかわりあなたは欲しかったチョコレートを手に入れた。
お金を使うってそういうこと。
目につくものは何でも欲しかった娘は、片っ端から買おうとしていたのです。
そこで娘は初めて気がついたんです。
お金は使ったらなくなるんだということ。
それを知った娘は今、ものを買うときにとてもとても吟味して買います。
何でも買うのではなくてこれ使うかなぁ?これ欲しいなぁ。ちょっと高いから少しお金貯めて買おうかな。
それが自分でわかるようになったんです。
ほんとささやかな100円のお菓子など、いつでも買ってあげたい気持ちもありましたが、そこはぐっとこらえて。
子供の勉強のためだと思って私はお金を出さずに子供に任せてました。
お金の教育は学校ではなかなか教えてもらえません。
自分で勉強し自分で体験し自分で身に付けていくスキルです。
お金の事知らないで育つと、大きくなったときにお金がないことだけで不安になる時が必ず来ます!
子供たちにはそうはなってほしくないので、少しずつゆっくりと向き合ってお金の勉強をさせたいと思います。