今日は私おすすめの『人形町』の歩き方をご紹介したい。
人形町は東京都中央区日本橋エリアにある、江戸時代からの伝統文化が色濃く残る下町である。
まずは「どら焼き」の調達から。
東京都内のどら焼き御三家『うさぎや』『亀十』『黒松本舗 草月』もいいけれど、人形町には『清寿軒』と『玉英堂彦九郎』という老舗の名店がある。
どちらも甲乙つけ難く美味しいが、選ぶとするなら私は、はみ出しそうなほど餡子たっぷりの『清寿軒』。
ただし、『清寿軒』は平日のみの営業で、9時の開店に間に合うくらいに行かないとすぐに売り切れてしまうので、まずはココから。
『玉英堂』は土日も営業、日に何度か焼いているようなので、『清寿軒』の滑り止めという手も。(失礼)
因みに、どら焼きではないが『柳屋』の鯛焼きも捨て難い。
焼きたてパリパリの皮の尻尾まで、餡もたっぷり幸せもたっぷり。
ただ、土産で持ち帰ると皮のパリパリはヘナヘナに変身しているので、人に渡すときにはその旨のひと言を添えて。
清寿軒のどら焼き(オレンジページより)
さて、人形町で悩むのがランチ。
行きたいところが多すぎるのだ。
人形町の洋食御三家と言えば『洋食キラク』、『芳味亭』、『小春軒』。
どこも個性的な魅力があったが、『キラク』は随分前にお家騒動で解体、『芳味亭』は地元客から観光客向けに軌道修正、昔ながらのスタイルは『小春軒』だけになった。
それでも『キラク』の味はその後『そよいち』が受け継ぎ、『芳味亭』も『小春軒』も味は昔と変わらないとなると、さあどうしたものか。
洋食の他にも、安くて美味い『天ぷら 中山』(黒タレ天丼)、いつも大行列の『玉ひで』(親子丼)、『おが和』(焼鳥重)と名店揃い。
選ぶだけでも一苦労だが、迷っていると行列はどんどん長くなる。
玉ひでの親子丼 (ヒトサラHPより)
食後は、人形町の街をぶらり散歩。
『香老舗 松栄堂』
300年以上に渡って香文化を育んできた店。
800種類もの香がズラリと並ぶ。
『うぶけや』
うぶ毛も剃れる包丁、剃刀。
うぶ毛も切れる鋏。
うぶ毛も抜ける毛抜き。
『日本橋さるや』
日本で唯一の楊枝専門店。
職人手作りの楊枝も。
他にも、呉服店やら骨董屋、和紙専門店、常磐津の三味線教室などが視界に入る。
甘酒横丁を抜ければ、東京で最も古い歴史を持つ明治座が。
と、この界隈を歩いていると、まるで江戸か明治時代にタイムスリップしたかのような気分になる。
うぶけやの毛抜き
そろそろ喉が渇いてきた。
締めはやきとん『ひょっとこ』で一杯ひっかけることにしよう。
煙りに燻される狭い店だが、ここのレバテキは絶品。
コレを食べるだけに足を運んでも損はない。
パクッ、グイッで、あー、幸せ!
まいたーんのブログより



