ブログはタイトルで決まる。


タイトルだけで中身がわかれば言うことなしである。


そんなタイトルを目にすると、仮に飛ばし読みしても、おそらく大抵のことは理解できていると思う。


まるでCMの“キャッチコピー”のように。



商品やサービス、企業などの魅力を簡潔に表現し、相手の注意を瞬時に引きつけるのが、“キャッチコピー”である。


ちょっと古いが、例えば…



「でっかいどお。北海道」

(コピーライター眞木準)

これは1977年「全日空さわやかキャンペーン」のキャッチコピー。

「どう」でなく「どお」がミソ。

これで「おやっ?」と思わせ相手を引きつける。

そして、まだ見ぬ広大な北海道をより強調することで旅情をかき立てる、合わせ技のキャッチコピー。



「キミが好きだと言うかわりに、僕はシャッターを押した」

(コピーライター福田恭夫/旭通)

これは1980年のオリンパス「OM10」のキャッチコピー。

CMタレントは大場久美子。

熱い想いは、言葉でなくても、シャッターを押すだけで伝えられるものなのだと。



「おしりだって、洗って欲しい。」

(コピーライター仲畑貴志)

これは1982年のTOTO「ウォシュレット」のキャッチコピー。

「拭く」より「洗って」と、おしりの気持ちになって訴えることで多くの人を納得させた。





これらの短い文章の中には、言いたいことのエキスがどれもギュッと詰め込まれている。


だから、何を言わんとしているかが、くどくど説明されなくてもわかるのだ。


これでもかとわかりづらい文章で得意気になるお役所とは訳が違うのだ。



「名は体を表す」ように、

「タイトルは中身を表す」。


そういうタイトルがつけられれば、中身の伝達速度は一層速まる。


だからいつも簡潔明瞭なタイトルを目指すのだが、これがなかなか難しい。


それでも、それを考えている時間が楽しいと言えば楽しいのだが。