講演会「被災地の実情と心の復興」 | Love & Peace 2011

Love & Peace 2011

3.11
あの日から変わったこと
変わらないこと
先送りできる問題なんてひとつもない!

先月、24日に東京都小金井市主催で開催された、
第9回平和講演会「東日本大震災 被災地の実情と心の復興」に、
行ってきました。

講師は”一般社団法人 防災プロジェクト”の代表理事 中井政義さん。

中井さんは自宅、事務所、家財道具、仕事機材などの全てを津波で失ってしまいました。

以降、震災を風化させない活動に尽力し、
「一般社団法人 防災プロジェクト」を設立。
講演活動、
語り部活動、
自身の経験を生かした防災グッズ、
震災教訓絵本の制作等を通して、
災害の恐ろしさ、地震や津波に対する認識を深めることの大切さ、
命の尊さを伝えています。



中井さんの活動はこちらをご覧ください↓
http://ameblo.jp/successboss/


小金井市長のご挨拶で幕を開け講演が始まりました。


講演内容は
①私のの集落の被害状況
②3.11に起こったこと
③被災地体験・直後の困難
④復興を願う被災者の現状・問題
⑤遠い復興の道のり
⑥忘.れてはいけない3.11
⑦生かされた私のこれからの使命

途中、震災直後の現地の状況を映したDVD映像を交えての講演でした。


あらためて思い知らされた真実の数々・・

少しだけご紹介いたします。

・家族との連絡には電話を使わずに会う場所を決めておく。
・生活が激変。まず直面したのは「絶望」
・大きな災害ほどすべて自分たちでやらなくてはならない。(*ルールありき)
・価値観の違いからの家族の絆の危機。(まだまだ続いている・・)
・心の復興なしに被災地の復興はない。
・アルコール依存症、DV、仕事、二重ローン、人口激減。
・紙切れ一枚で発生する様々な格差。
・支援は減り、苦しみは増え、自殺者が増加。(とくに福島県が多い)
・住宅再建の遅れ。
→災害公営住宅の完成はいまだ予定数の100分の1.。
集団移転用地の引き渡しは2~3年先。
高台の移転用地の引き渡しは5年以降。
東京オリンピックの開催決定により資材不足、
人材不足、工期の遅れ、入札不調。
・すべての遅れが悪循環→諦め・落胆→投票率の低下。


講演を終えた中井さんにご挨拶。
以前お会いした時より痩せられたように見えました。