~12月11日放送の同番組より~
震災で親をなくした子供は”1567人”。
その内、両親をなくした子供は”240人”。
さらに幼い兄弟姉妹を亡くした子供たち・・・
番組では二人の子供の話を取り上げていた。
~その女の子は現在、祖父母と一緒に暮らしている~
3月11日。
学校から逃げる途中、
その子は偶然通りかかった知り合いの方の車に拾われ助かった。
しかし、母と姉はその女の子を助けるために、
車で学校に向かう途中で、津波に襲われてしまった。
父も津波の被害で失ってしまった・・
ひとりぼっちになってしまったその子は、
発見された母のご遺体の前で、
肩を震わせて泣いていた・・
その日依頼、その子は涙を見せなくなったという
それどころか祖父母に心配をかけまいと、
明るい笑顔を見せ続けた。
だけど、祖父母が津波の話をし始めると、
表情を変え、話をさえぎった。
心の中では自分を責めていた
私はちゃんと逃げたのに・・
迎えにこなくてよかったのに・・
私のせいだと・・
その子が書いた絵には・・
笑っている3人と、泣いている女の子が一人。
その間は壁が遮っている。
作文で書いたことは・・
マラソン大会で最後にくじけそうになったとき、
家族の声が聞こえたと、
「がんばれ」「負けるな」「私の分もがんばれ」と、
嬉しかったと・・
祖父母宅で飼っていた犬が死んだとき、
彼女はあの日以来はじめて泣き崩れた。
カウンセラーの方は、感情を表に出せたことに少しホッとしたという。
(もう一人の男の子の話)
~その男の子は現在、仮設住宅で父と二人で暮らしている~
母と幼い弟を津波で失ってしまった・・
父はあの日、妻と次男を車で避難するように指示したことを悔いていた。
そして自分を責めた。
そんな父を見て長男は「俺よりずっと辛いと思う」と言い、
父の言うとおりにひたすら勉強に向かう。
父は「何かに熱中させないと、目標を持たせないと、
何もすることがないんだから。」
そんな思いで「勉強しろ」と言い続けた。
長男は少しストレスを感じていたが、父を気遣い頑張り続けた。
ある日担任の先生が「頑張りすぎないで」というと、
彼はホッとしたのか、泣き出したという。
大人が思うよりも子供たちは、
ずっと状況を理解して行動している。
「頑張らなくていいんだよ」
「頑張り続けなくていいんだよ」
感情を表に出せるよう寄り添っていくことが大事だと、
そんなメッセージで番組は終わった。
被災地では、
大人も子供も気丈に振る舞い、
頑張っている!
暖かく見守ってあげて欲しい。
いつも本当の支援が何かを考えて欲しい。
涙が止まらなかった・・