前回の3月25日から約3ヶ月空いてしまいましたが6月17日に4回目の勉強会を開催いたしました。

今回はシンプレクス・インスティテュートの代表取締役、伊藤祐輔様をお招きしてお話を伺いました。毎回お借りしている施設のキャパは40名ほどですが今回は35名ほど集まりいただき、ほぼ満席状態となりました。

シンプレクス・インスティテュート社は投資に関する教育事業を中心に活動している企業です。また最近は「Live」という株式市場をシミュレーションするシステムを使ったトレーニングも開始しています。

お話としてはシンプレクス・インスティテュート社の事業戦略を中心にする予定でしたが、元トレーダーの伊藤社長様の経験を活かした事業だけにトレーダー時代のお話から投資に関するお話まで約1時間ほど多様な内容を伺う事が出来ました。ピンポイントですが記憶に残っているお話を幾つか・・・

・株式市場は需給(売りと買いですね)とNEWSで動く。買いたいと思う人が多ければ株価は上がるし、売りたいと思う人が多ければ下がる。
・シンプレクス・インスティテュート社の社員は現在、伊藤社長さんを含めて2名だそうです。いかにアウトソーシングするか?あるいは有能なパートナーと組むか?という事が重要という事を述べていらっしゃいました。そんな話の中で友達は大切です・・・特にお金持ちの友達は大切とも述べていらっしゃいました。。。

講演終了後の恒例である懇親会(こちらは28名参加)は立食形式で部屋を移動して開催。参加者間で色々と情報交換がされたようです。今回は初参加の方も多かったので、かなり幅広い話になっていたようです。
2003年12月26日(金)に第1回、2004年3月25日(木)に第2回を開催いたしましたMCC+自主勉強会。第3回の講師はミュージックセキュリティーズ(株)の代表取締役、小松真実さんにお願いをして開催する事が出来ました。

ミュージックセキュリティーズ社の主な事業である原盤権証券化について、私を含めた参加者皆様になじみが薄いのはわかっていたのですが事業の説明とQ&Aに小松様の話がほとんど終始してしまいました。進行役の私としては反省をしなければいけない点なのですが参加者(今回は23名)の方にはちょっと珍しい事業のアイデアという事もあって、現在、28才の挑戦者である小松さんの話を興味深いモノとして聞いていただけたようです。

約2時間の講演終了後は恒例である懇親会(こちらは15名参加)。近隣のベトナム料理店に場所を移して開催いたしました。こちらの会場でも参加者間で色々と情報交換がされたようです・・・もっとも私はただの酔っぱらいで終始していたようですが(苦笑)
シブヤ経済新聞ってサイトがあるんですが、Googleでたまたま見つけて興味があったところで今回、企画パーティーの分科会でシブヤ経済新聞編集長の西さんが話をされるという事で参加させていただきました。

広域渋谷圏(こういう言い方もあるんですね)の情報を集めているサイトという事で現在の渋谷周辺の動きみたいなお話を中心に聞かせていただきました。最近は東京都とは言っても東寄りの場所に住んでいるので縁遠くなってしまいましたが音楽関係のネタ探しでは渋谷は未だに魅力的な場所ですし、よくわからない雑多なものがある場所としての魅力はありますので興味深く話を伺う事が出来ました。

こういうテーマだと情報の伝搬ってどうなっているんだろうと思ったら最近はBlog絡みが目立ってきているって話がありました。CNETみたいなトラックバックできるようになるかな?(笑)サイトのコンテンツについては、ぜひ実際にアクセスをしていただきたいのですが、お話を伺った渋谷圏の特徴の中でベンチャーにも参考になる話がありました。

・多彩な限定プロモーションによる付加価値の創造
・意外性のあるコラボレーションによる話題性の喚起
・インキューベーション機能

どっかの企業の広告のキーワードに「グローバル・ニッチ・トップ」というのがありますが、ベンチャーにとって重要なキーワードですね。機会があればニッチな市場でどう市場シェアをとるか?という視点でお話をしていただきたいものです。

西さんのお話ではシブヤ経済新聞のKnow-Howを使って地域で活動するNPOのサポートをするという事も始めているとの事で4月1日の発刊を目指して「ヨコハマ経済新聞」が立ち上がるそうです。こちらは基本的にASP的にシステムを提供しコンテンツをNPOが作成・管理するという運営との事でした。こちらも期待ですね。