「午(うま):太陽暦 6月初め〜7月初め、11時〜13時」
「午)」という文字は、陰の火を意味します。天干では「丁」にあたる文字です。 しかし、太陽に相当する「丙)」や「巳」が万物に光を照らし、エネルギーを与える火であるのに対し、「丁」と「午」は何かを焼き、溶かす火です。特に「午」はそのエネルギーが非常に強烈です。
季節的には太陽暦の6月初旬から7月初旬にかけての非常に暑い時期にあたり、時間的には正午を含む午前11時から午後1時までです。太陽が最も高く位置するため、熱気が非常に強いのです。十二支の中でも「午」は最も動的なエネルギーと変化への意志を持つ文字だと考えられます。干支では「午年(うまどし)」、すなわち「馬」にあたります。
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時 |
日 |
月 |
年 |
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乙 |
戊 |
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寅 |
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午 |
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原局の「乙)」は藤や草にたとえられる柔らかな木ですが、生まれた「時」が陽の木にあたる「寅」であるため、木の気が非常に強いのです。 地支に自分を助ける文字がある場合、専門用語では「日干が根を持つ」と言います。これによって「乙」は存分に花を咲かせる力を得ます。花は赤色を連想させるため火にたとえられます。強烈な火である「午」は、原局の主人公が生み出す華やかな花なのです。
さらに、自ら根を下ろす大地として「戊」という土が隣にあります。この四柱原局は、韓国のメディアでしばしば取り上げられるかなり有名なスタートアップ創業者のものです。業界に新しい事業スタイルを導入したのですが、「午」の情熱にふさわしい命式だと言えるでしょう。
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「未(ひつじ):太陽暦 7月初め〜8月初め、13時〜15時」
「未」は陰の土であり、天干の「己」に相当する地支です。期間としては太陽暦の7月初旬から8月初旬までで、一年の中で最も暑い時期ですが、四柱推命では夏の最後の月にあたります。時間帯は午後1時から午後3時までで、干支では「未年(ひつじどし)」、すなわち「羊」にあたります。しばしば灼熱の砂漠の土にたとえられることもあります。
真夏には正午よりも午後2時から3時の方が暑いように、夏の中間である6月初旬から7月初旬の「午月」よりも「未月」の方がさらに暑いのです。したがって「未月」に生まれた人は、原局全体が過度に熱くなっていないかを判断することが重要です。
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時 |
日 |
月 |
年 |
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丁 |
壬 |
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未 |
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未 |
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原局を見ると、真夏の最も暑い時間に生まれており、さらに「丁」という火まで存在しています。いくら「壬」が川や海であるといっても、この場合は砂漠を流れる一本の川のようになります。もし原局の空いている位置に水や、水源となる金の気がなければ、その川は干上がり、底が見えてしまう可能性があります。
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時 |
日 |
月 |
年 |
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己 |
庚 |
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未 |
未 |
子 |
酉 |
「己」という土は、太陽暦の12月初旬から1月初旬の寒い季節に生まれました。しかし「未」という熱気を含む土を基盤としているため、寒さによる心配は少ないのです。さらに「未時」、すなわち午後1時から3時の昼に生まれているため、冬としては比較的寒さが和らいだ時間帯です。
四柱推命では、寒すぎれば温め、暑すぎれば冷ますといった補完が何より重要です。専門用語で「調候論」と呼ばれ、気候を調整することが最も大切だとする理論です。この観点から見ると、この命式は寒い冬に生まれたものの、過度に心配する必要はありません。
以前学んだように、土が集まり時間が経つと鉱物や岩となり、それが再び水源となります。原局には土が三つあり、水源となる陽の金である「庚」があります。「酉」も金の気を持っています。そして水源は水である「子」を生み出します。このような構造では、土生金・金生水の流れが順調に働きます。
もちろん、土と金の数に比べると水は「子」一つだけなので少ないと考えることもできます。実際、この命式の主人公は水の運が強く入ってくる「壬辰年」に事業が大きく繁栄し、30代で経済的自由を得ました。土・金・水のバランスが整ったのです。さらに成功した時期の大運は「丙申」でした。太陽に相当する「丙」は、調候論の観点から寒い冬に生まれたこの命式を助ける役割も果たしました。そして後ほど詳しく学びますが、「申」は「申-子-辰」が揃うと「三合」と呼ばれ、強い水の気を生み出します。時期ごとの運については大運と歳運の見方の部分で詳しく説明しますが、今日は原局の十干十二支が大運や歳運との出会いによって潜在的な力を発揮する、という程度を理解していただければ十分です。
今日は地支を二つ学びましたね。 「午」も「未」もどちらも熱い気を持つ文字で、勉強していて少し心の余裕がなくなってしまったかもしれません。 でも、残りの一日は心がすっと涼しくなるような、ゆったりした時間を過ごしていただければと思います。 今日も本当にお疲れさまでした。










