エレベーターでご案内するときの最低限のマナー(接客マナー・接遇マナー・ビジネスマナー) | マナー講師・話し方講師 ブログ

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好印象を与える接客マナー、人と接するときや人前で話すときのポイントをお伝えします

エレベーターでお客様をご案内するときの最低限のマナーを再確認しましょう!

 

ここでクエスチョン!

 

あなたが、お客様をエレベーターで1階から7階へご案内するとき、

先にエレベーターに乗るのはどっち?

・案内役のあなた?

・お客様?

さて、どちらでしょう?

答えは・・・

 

エレベーターの中に先に乗るのは

案内役!

 

案内役が先にエレベーターの中に乗り込み、操作盤の前に立ちます。

行先階ボタンと開くボタンを押し、ドアを抑えながら、「どうぞ」とお客様を招き入れます。

お客様はエレベーター奥の上座へ。

このとき、お客様にお尻を向けるのは失礼なので、操作盤の前に立ちながらも身体の向きを少しお客様の方へ傾けます。

そして、「7階にご案内します」と一言添えながら、閉じるボタンを押します。

 

※エレベーターの上座下座は、車をイメージすると分かりやすいです。

エレベーターの操作盤の前は、車の運転席。(下座)

エレベーターの奥は、車の後部座席。(上座)

こんな風に覚えておくといいですね!

 

 

さて、エレベーターで目的階の7階に到着しました!

 

先に降りるのは

・案内役のあなた?

・お客様?

どちらでしょう?

 

答えは・・・

エレベーターから先に降りるのは

お客様!

 

案内役は、開くボタンを押してドアを手で押さえつつ、「どうぞ」と言って、お客様に先にエレベーターから降りていただきます。

 

エレベーターは不安定な乗り物なので、

先に案内役が乗り、その後でお客様に乗ってもらいます。
降りるときは、先にお客様に降りて頂き最後に案内役が降ります

エレベーターの操作盤の前に、案内役が長く居ることが重要です。

 

 

もしかしたら、なんでも「どうぞどうぞ~お客様がお先に~」とすることがマナーだと勘違いしていて、これまで、先にお客様をエレベーターに乗せていた人もいるかもしれません。

今日を機に覚えていただけると嬉しいです!

 

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