電話の最低限のマナーPart2(電話の切り方) | マナー講師・話し方講師 ブログ

マナー講師・話し方講師 ブログ

好印象を与える接客マナー、人と接するときや人前で話すときのポイントをお伝えします

今日も電話の最低限のマナーについて再確認しましょう。

「電話の切り方」のマナーについて。

私がよく電話をかけるとある所は、スタッフさんの電話応対は親切丁寧でバッチリなのですが、1つだけ残念な点があります。

それは、電話の切り方!

 

電話の用件が済み、

「はい。ありがとうございました。宜しくお願いします。では失礼しますー。」

なんてご挨拶をして、電話を切ろうと思った瞬間、毎回こんな大きな音が耳に飛び込みます。

 

ガチャガチャガチャ!!(受話器を置く音)

プー、プー、プー(電話が切れたときの音)

 

この受話器を置くときのガチャガチャガチャ!がビックリする程のイヤな音なのです。

そして、その後のプープープーも切なく悲しい気持ちに・・・

電話の応対が丁寧なだけに、本当に残念です。最後がこれだと印象が悪くなってしまいます。もったいない!

 

もちろん皆さんご存知だと思いますが、かけた側が先に切るのがマナーです。

 

電話を受けた側は、かけてきた相手が電話を切るまで耳で確認し、プープープーという音が聞こえてから切れば、このようなことにはなりません。

電話を受けた側が先に切るのは非常に失礼なことなのです。

 

さらに、受話器を置いて電話を切るのはやめましょう!

実は、この音は電話を通すとかなりの爆音で聞こえます。

普段から、指でフックを押して電話を切る癖をつけましょう。指でフックを押して切れば、爆音にはなりません。

 

今は、オフィスや店舗等で電話を受けるときは、子機や携帯電話やPHSを使用しているところも多いかもしれませんね。子機などの電話機でしたら、ボタンを押すだけで切れるので心配はありませんが、有線の電話機(親機)で電話を切るときは注意が必要です。受話器を置きながら電話を切るのは今すぐやめましょう!

 

お客様・利用者様・患者様からの電話を切るときのポイント

 

・相手が切ったことを確認してから切る

(プープープーという音が聞こえてから切る)
 

・指でフックを押して切る
(受話器を置いて切るのはNG!)

 

是非、今日から実践してもらえると嬉しいです。

 

 

 

ちなみに・・・

大切なお客様に、こちらから電話をかけたとき、どちらが先に電話を切るべきでしょうか?

 

電話をかけた側が先に切るというマナーではありますが、相手は大切なお客様です。

お客様が先に切ったのを確認してから切るのがベストです!

 

お客様が何か言い忘れたことがあって、もしもし!あともう1つ聞きたいことが・・・!なんて言い出すかもしれませんし!笑

とにかく、先に切ると悪い印象を与えてしまう可能性があるので、後から切るのが吉です!

 

 

【提供中のメニュー】

合格を目指す講座と検定試験がセットになった1日で受講できるおススメの講座です

接客サービスマナー検定取得講座(2級・3級)