できたことを書き続ければ、できていないことが見えてくる! | 『記憶に残し結果を残すためのプレゼン術』戦略的MC 岩下利朗

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プレゼンテーション講師
岩下利朗ブログ

 

今日のブログは前々回に書いた、永谷さんの「できたことノートセミナー」の続編です。

前回の詳細はこちら↓

上手くいかない事で落ち込んだときの対処方法は?

 

 

そして今回の内容はタイトルの通りです。

 

 

【反省はマイナス?】

 

そもそも日本人というのは反省文化である。

 

だから

「○○が出来ていない」

「○○な部分がダメだ」

というダメ出しの教育が多い。

そうなると受け取った側は自然に

「○○が出来なかった」

「○○な部分、私はできないなあ、ダメだな」

というとらえ方、考え方になりますよね?

 

そして

「ああ、またやってしまった。ダメだな自分」

とネガティブなスパイラルに陥ってしまいます。

 

【できたこと+振り返り】

この本は、ダメ出し…いわゆる出来なかった事よりも、

できたことにフォーカスしましょうという内容なんです。

 

「これが出来るようになった」

「○○が出来た」

などです。

 

少し例を出してみましょう。

あなたが何か目標を掲げて、三日坊主で終わってしまったとします。

 

前出の通り、日本人の傾向だと「ああ、また三日坊主だよ…」となります。

そうではなく「三日も出来ちゃってるじゃん!」と考えるのです。

なんてポジティブ(笑)

 

ただこれだけだと

「いいところだけに着目して、自分ほめてモチベーションUP!」のような

よくある褒め褒めセミナーです。

 

このセミナーはそうではなく、ちゃんと自分を振り返る重要性も説いていました。

 

中でも目からうろこだったのが、タイトルに書いた

「できたことを書き続ければ、できていないことが見えてくる!」

という部分です。

 

では、なぜそうなるのか?

 

少し例を出しましょう。

 

【振り返りのポイント】

あなたに

「今回はプレゼンが上手く出来た!緊張をすることもなく、スムーズに話せた!」

という

「できたこと」があったとします。

 

「よし、この調子で次もやっていこう!」

と考えるのが大半だと思います。

 

そりゃそうですよね。

上手くできたのですから自然な事です。

 

しかし、ここで「待った」が必要。

 

果たして、プレゼンが上手くできたと思えた今の状態…

本当にそれでいいのでしょうか?

 

自分の理想のプレゼンは緊張がなくなる事なのでしょうか?

スムーズに話す事でしょうか?

 

本当の目的はいったい何でしょうか?

本当は「プレゼンから商談につなげたい」

という思いがあるのではないでしょうか?

 

できたことだけに注目すると、そこで成長が止まってしまいます。

 

だからまず

「本来の目的を探ろう」

とこの本では解いています。

 

そもそも

「プレゼンをしている自分の理想の姿は何なのか?」と。

その目的に対して

「それを達成するには、何がまだ足りないのか?」

と振り返ることで、出来ていないことが見えてくる、という事なのです。

 

簡単な事なんですが、なかなか出来ていないですよね?

 

これが

「出来たことを書き続ければ、出来ていないことが見えてくる!」

の内容です。

 

出来たことを書き、そもそもの目的に向かって進んでいるかを確認する。

 

そしてそこでもっと必要な事を考える。

それを繰り返していきます。

 

できたことを書くのはそんなに抵抗感がないので、続けられるのです。

 

 

そんなわけで、このセミナー以来、僕もできたことを続けています。

 

もっと詳しい内容は本に書いてあるので、是非読んでみてください。

自分の成長が嬉しくなりますよ!

 

最初の写真の本はこちら