2023年10月に詠める Vol.1<基本> | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

2023年10月に詠める Vol.1<基本>
 

 
ブログ記事に添えたものです。
 

例によって、今後手直しの

 

可能性があります。

 

 

なお、必要により見出しを

 

付けています。

 

 

 

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<<短歌>>
 
 

美しく紅葉(もみぢ)して欲し櫨(はぜ)若木晴姿見む永訣前に

 

 

 

(10月2日14時過ぎSUBARU某営業所にて)

作業待つTVモニター見上げれば HとIと背後霊J

 

(故障中の加和志湖ライブカメラ)

復活を願ふこと切遠き地の今を報せる魔法の鏡

 

 (先日詠んだ「日々のお題:『菊』関連」より)
泣きながら軟膏を塗る元社長地獄の鬼に菊座【鬼J鬼】(なぶ)られ

 

(『准教授・高槻彰良の推察』)

3、4巻返して6巻借り出しぬ5巻は脇の丸椅子の上

 

(クリーナーを買って)

草刈りに汗を流してひと夏をお前に任す屋内のこと

 

(トイレの漏水・修理)

早朝の居間テーブルに小紙片曰く「トイレが水漏れしてる」(再掲)

ひと月でお役御免のプラ容器食材入れへの転用はあり?

 

(横浜ランドマークプラザにて)

飽きもせず腹ごしらへは牛タン店演奏会時も美術展時も

 

 

 

 

<<俳句>>

 

 

(立岩湖にて)

腹見せるユキマス拾へよ秋の鳶

 

(子を送る朝)

朝冷のキャリーバッグの音濡れて

 

(八ヶ岳の小屋にて)

回転刃蹂躙せし地に群(むら)茸

 

(朝釣り)

立岩湖逆さ紅葉に紛ふ浮子
  

(高騰)

民の手の届かぬ秋刀魚春夫嘆

 

(ドトールにて)

彼(か)の女は戻らぬままに冬隣

 

 

 

 

             <以上>