N響オーチャード定期<第119回> | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

今朝は、昨日(8日(日))の午後に開催された

 

第119回N響オーチャード定期演奏会

 

の模様について。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

今回は、2021~2022シリーズ(全5回)

 

の4回目の演奏会。

 

 

今シーズンのテーマは、<コンサートホールで

 

世界旅行!>と銘打っている。

 

各回とも欧米主要国の曲をチョイスして

 

演奏するという体裁をとっており、

 

第119回の今回は、「ドイツ、初夏の風」。

 

 

その概要は、以下のとおりだった。
 

★ 出演者 

 

 ● 指揮:マレク・ヤノフスキー

 ● コンサート・マスター:

     篠崎史紀   

              (敬称略)

 

★ 演奏曲目

 

 オール・ベートーヴェン・プログラムだった。

 

 ● ベートーヴェン:「エグモント序曲」

 ● ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21

       (休憩)

 ● ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ長調 作品67「運命」   

 
 

(プログラム・表紙)

 

(同・pp.3~4)

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

最初に、演奏会前にステージ上で実施された

 

プレトーク(約20分)について。

 

司会者は、檀ふみさん。

 

そしてゲストは、サッシャさんという方(注)。

 

全く存じ上げない方だった。

 

トークの内容は、今回のテーマである

 

ドイツとドイツ人のことについて。


自然、文化、伝統、観光名所など。

 

 (注: サッシャ(Sascha)

       1976年、ドイツ・フランクフルトにて

       ドイツ人の父と日本人の母との間に生まれる。

       1986年から日本に移住。現在、ラジオDJ、

   ナレーター、声優、タレント、スポーツ実況、

   MCなどで活躍。

 

        (以上、同氏のwebsiteより。)

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

次に、演奏会本番について。

 

 

★ 聴衆について

 

9割くらいの入りだったか。

 

良い席にもところどころ空席があった。

 

連休中のことゆえ、多事多端により、

 

不在だったのか、それとも、

 

コンサートのことを失念してしまったのか。

 

 

★ 指揮者について

 

ヤノフスキー氏は、初めて聴いた。

 

ポーランド系の方としては小柄。

 

指揮ぶりは、比較的抑制的で、

 

身振り手振りも控えめな感じだった。

 

 

★ 演奏について

 

演奏の良し悪しについては不明。

 

拍手は3曲とも盛大だった。

 

なお、アンコール曲は、

 

● ベートーヴェン:交響曲 第8番より

 第2楽章

 

だった。

 

 

★ その他

 

オケ・メンバーの入れ替わりが

 

目立ったような印象を持った。

 

例えば、第二ヴァイオリンの首席(?)。

 

ポニーテール状の髪をした大柄な男性。

 

今までも在籍されていた方?

 

筆者としては、初めてお見かけしたような

 

気がした。

 


    

<参考>


★ マレク・ヤノフスキー(Marek Janowski)

 

 1939年、ポーランドのワルシャワ生まれ。

 ドイツにて教育を受けた。フライブルク(1973~

 1975)、ドルトムント(1975~1979)にて

 音楽総監督。

 その後、フランス放送フィルの音楽総監督(1984~2000)。

 モンテカルロ・フィル音楽監督(2000~2005)など。

 現在は、ドレスデン・フィルの芸術監督兼首席指揮者。

 2016年&2017年、バイロイト音楽祭にて、

 『ニーベルングの指輪』全4曲を指揮、2016年の

 ウイーン国立歌劇場来日公演では、『ナクソス島の

 アリアドネ』を指揮。

 N響とは、四半世紀以上に亘って共演を重ね、

 2014年から2017年にかけて東京・春・音楽祭にて

 『指輪』全曲演奏を手掛けた。

 

            (以上、プログラムIより抜粋。)    

 

 

 

                    <以上>

 

 

 

なお、次回(120回)は、「フランス、パリ祭!」。

 

指揮は、初登場の沖澤のどか、ソリストは、

 

エマニュエル・パユ(フルート)。

 

期待大だ。

 

 


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コンサート跳ねて桂花へ値上げせしスープの塩梅異様にきつし

   

                詠み人:樺風

 

 


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