今朝は、昨日(8日(日))の午後に開催された
第119回N響オーチャード定期演奏会
の模様について。
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今回は、2021~2022シリーズ(全5回)
の4回目の演奏会。
今シーズンのテーマは、<コンサートホールで
世界旅行!>と銘打っている。
各回とも欧米主要国の曲をチョイスして
演奏するという体裁をとっており、
第119回の今回は、「ドイツ、初夏の風」。
その概要は、以下のとおりだった。
★ 出演者
● 指揮:マレク・ヤノフスキー
● コンサート・マスター:
篠崎史紀
(敬称略)
★ 演奏曲目
オール・ベートーヴェン・プログラムだった。
● ベートーヴェン:「エグモント序曲」
● ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21
(休憩)
● ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ長調 作品67「運命」
(プログラム・表紙)
(同・pp.3~4)
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最初に、演奏会前にステージ上で実施された
プレトーク(約20分)について。
司会者は、檀ふみさん。
そしてゲストは、サッシャさんという方(注)。
全く存じ上げない方だった。
トークの内容は、今回のテーマである
ドイツとドイツ人のことについて。
自然、文化、伝統、観光名所など。
(注: サッシャ(Sascha)
1976年、ドイツ・フランクフルトにて
ドイツ人の父と日本人の母との間に生まれる。
1986年から日本に移住。現在、ラジオDJ、
ナレーター、声優、タレント、スポーツ実況、
MCなどで活躍。
(以上、同氏のwebsiteより。)
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次に、演奏会本番について。
★ 聴衆について
9割くらいの入りだったか。
良い席にもところどころ空席があった。
連休中のことゆえ、多事多端により、
不在だったのか、それとも、
コンサートのことを失念してしまったのか。
★ 指揮者について
ヤノフスキー氏は、初めて聴いた。
ポーランド系の方としては小柄。
指揮ぶりは、比較的抑制的で、
身振り手振りも控えめな感じだった。
★ 演奏について
演奏の良し悪しについては不明。
拍手は3曲とも盛大だった。
なお、アンコール曲は、
● ベートーヴェン:交響曲 第8番より
第2楽章
だった。
★ その他
オケ・メンバーの入れ替わりが
目立ったような印象を持った。
例えば、第二ヴァイオリンの首席(?)。
ポニーテール状の髪をした大柄な男性。
今までも在籍されていた方?
筆者としては、初めてお見かけしたような
気がした。
<参考>
★ マレク・ヤノフスキー(Marek Janowski)
1939年、ポーランドのワルシャワ生まれ。
ドイツにて教育を受けた。フライブルク(1973~
1975)、ドルトムント(1975~1979)にて
音楽総監督。
その後、フランス放送フィルの音楽総監督(1984~2000)。
モンテカルロ・フィル音楽監督(2000~2005)など。
現在は、ドレスデン・フィルの芸術監督兼首席指揮者。
2016年&2017年、バイロイト音楽祭にて、
『ニーベルングの指輪』全4曲を指揮、2016年の
ウイーン国立歌劇場来日公演では、『ナクソス島の
アリアドネ』を指揮。
N響とは、四半世紀以上に亘って共演を重ね、
2014年から2017年にかけて東京・春・音楽祭にて
『指輪』全曲演奏を手掛けた。
(以上、プログラムIより抜粋。)
<以上>
なお、次回(120回)は、「フランス、パリ祭!」。
指揮は、初登場の沖澤のどか、ソリストは、
エマニュエル・パユ(フルート)。
期待大だ。
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コンサート跳ねて桂花へ値上げせしスープの塩梅異様にきつし
詠み人:樺風
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