今朝は、月刊『文藝春秋』誌4月号
からの拾い読み、その2。
テーマは、昨年2月に亡くなった
石原慎太郎氏とその妻典子さんの
俳句集。
著者は、4男で画家の
延啓(のぶひろ)氏。
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記事によると、
慎太郎氏が詠まれた句は全部で
21句とのこと。
他方、妻の典子さんは長いこと、
ある句会に参加されていたそうで、
「1,500もの句」を詠んでおられた
とのこと。
句集は、父と母の一周忌に合わせて
現在準備中とのことだが、
慎太郎氏の句は21句すべてを、
典子さんの句は厳選した563句を
掲載することにしたそうな。
この一文では、慎太郎氏の句が
7句、典子さんの句が33句、
紹介されていた。
ここでは、筆者が気に入った句を
各1句ご紹介したい。
★ くれないのうつぎや遺跡の太柱
慎太郎
三内丸山遺跡を代表する6本の
掘建柱を詠まれたようだ。
★ 銀鱈の甘味噌の香や酒選ぶ
典子
西京焼きを詠まれたようだ。
典子さんは、慎太郎氏の要望で、
毎日夕食に十品から十五品のおかずを
つくっておられたらしい。
筆者も先日、帰省子に銀鱈の西京漬けを
つくったばかりなので選んでみた。
<以上>
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風なきに梅花の揺れてメジロかな
詠み人:樺風
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