「囲碁で女性棋士の活躍相次ぐ」(日経2022.02.01夕刊)を読んで | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

今朝は、日経新聞の記事から。

 

それも女性棋士(囲碁)の活躍について。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

囲碁界では、将棋界と違って、

 

女性棋士が男性棋士に伍して

 

素晴らしい活躍を見せている。

 

 

本記事では、

 

★ 藤沢里菜女流本因坊(23)

 

★ 上野愛咲美女流棋聖(20)

 

★ 仲邑 菫二段(12)

 

の若手3棋士を紹介している。

 

 

藤沢さんは、女流本因坊の他に、

 

女流名人、女流立葵杯、扇興杯の

 

タイトルも保持。

 

「19年の天元戦では、(中略)本選で

 

女性として初の白星を挙げて16強に」、

 

「21年の十段戦では、若手男性棋士の

ホープ、一力遼九段を破って

本選トーナメントに進出。

本戦2回戦では孫喆(そんまこと)七段を破って

ベスト8に」。

 

なお、彼女は、藤澤一就九段のお嬢さんで、

 

故藤沢秀行名誉棋聖のお孫さんだ。

 

 

上野さんは、

 

「昨年の広島アルミ杯・

若鯉戦(注)で優勝し、女性史上初の

年間最多勝(54勝25敗)に輝いた。」

 

   (注:30歳以下、7段以下の棋士が

    争う棋戦。)
 

 

仲邑さんは、弱冠12歳の「最年少プロ」で、

 

「逸材」(藤沢女流本因坊)とのこと。

 

仲邑信也九段のお嬢さん。

 

記事によると、

「仲邑菫2段のために設けられた

『英才特別採用推薦棋士』は、

中国や韓国に対抗する若手プロを

若いころから育てる制度だ。」

とのこと。

 

なお、余談だが、

 

囲碁界は、親子とも棋士、

 

兄弟姉妹が棋士という例が

 

少なくない。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

かように囲碁界では、女性棋士の

 

活躍が目覚ましい。

 

一方、将棋界では、一般の「棋士」と

 

「女流棋士」の二つの制度があるが、

 

女性で一般の「棋士」になった人はいない。

 

筆者は将棋は打たないのだが、

 

囲碁と将棋とで女性棋士の

 

活躍の度合いが格段に違う理由は

 

何処にあるのか、常々疑問に

 

思っている。

 

 

 

             <以上>

 



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節分や緩手たちまち敗局に

 

            詠み人:樺風