今朝は、UCカード会員誌『てんとう虫』の
最新号から、上野さんの連載エッセイを
採り上げる。
先ほど3時に起き出して、
書き始めたので、いわば、殴り書き。
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今回は、その第7回にして、
テーマは、「冷房と暖房」だ。
氏は、エッセイの冒頭、
家は夏を以て旨とすべし、
冬はいかようにても過ぐべし
という文を置き、続けて、
「これは古来、日本の住宅建築の
訓(おし)えである。」
云々と記した。
これは、実は、吉田兼好(1283?~1352?)の
『徒然草』第55段に出てくる言葉。
筆者の半世紀以上前の
大学受験勉強中のおぼろげな記憶によると、
兼好の念頭には、京都の蒸し暑い夏が
あった(筈)。
彼は、勿論、極寒の北海道・東北を
知らず、今日のエアコンの存在も
知らなかった。
それゆえ、<冬を旨とすべき地方>
があることも、「高気密」や
「高断熱」についての知識も
なかった筈。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
氏は、そのあと、八ヶ岳の気象に転ずる。
まずは、冷房について。
「八ヶ岳の南麓は標高1000メートルを
越えれば暑さ知らず。」だが(注)、
「数年前から夏場の気温が30度を超す日が
年に数日続くようになった。
音を上げてついにエアコンを
入れてもらった。」とのこと。
(筆者注:「だが」を「だったが」にすべき?)
氏の八ヶ岳南麓の住居は、確か
標高1000mくらいのところ。
恐らく清里よりちょっと小淵沢寄りの
甲斐大泉辺りのはず。
標高は、甲斐大泉駅で1160mくらい。
更に小淵沢寄りの甲斐小泉駅では、
同1040mくらい。
氏がおっしゃるとおり、
標高1000m前後だと、近年は
冷房が欲しくなろう。
別の記事で触れたことがあるが、
子が小さいころ、南軽井沢の
標高930m付近に1泊して
その暑さに辟易したことがあった。
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次に、暖房について。
氏は、概略、次のように記す。
思案の末、建てたのは、
ツーバイフォーの輸入住宅。
断熱材と二重窓、吹き抜けのリビング、
吹き抜けの壁の上部には
採光のための窓。
それと、薪ストーブ。
ただ、薪ストーブは扱いが面倒なので、
全室にFF式温風ヒーターも付けた
とのこと。
翻って、筆者の松原湖高原の小屋は、
標高1250m付近。
氏の別荘よりも250mほど高い場所ゆえ、
温度差は2度ほど低いので、
エアコンが欲しいと思ったことはない。
断熱材、二重窓については、必須。
リビングの吹き抜けと採光窓については、
氏と全く同様の有難みを感じている。
なお、薪ストーブは、管理の手間と
費用とを考えて断念した。
(注:ゴシック体は、筆者の小屋にも
あるもの。暖房は、温水暖房。
薪ストーブは無し。)
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記事を離れるが、今冬は異常に寒かった。
先週末、八ヶ岳入りをしたが、
給湯機が凍結故障していた。
なんと、今シーズン2度目。
1度目は、年末に発見(11月中旬の
水抜きの際に凍結したようだ)。
2度目は、正月2日の水抜きの際のこと。
いずれも室外機のある部品が壊れ、
浴槽へのお湯張り/追い炊きが
できなくなった。
1度目は、即修理したが、
2度目の今回は、修理せずに帰ってきた。
というのは、仮に修理をしても
そのあと水抜き帰京すると、
3度目の凍結故障の可能性があるから。
それゆえ、修理は、暖かくなったGWころを
考えている。
(注:シャワーは使用可能ゆえ、
シャワーを使った浴槽のお湯張りは
できる。
キッチンの給湯も可能。)
<以上>
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三回目接種の妻の副反応意外や意外PPMだが
詠み人:樺風
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