今朝は、UCカード会員誌、
「てんとう虫」から、表題のエッセイについて。
著者は、ご存じ、上野千鶴子氏。
肩書は、社会学者、東大名誉教授など。
今月号からの新連載だ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
その第1回は、「コロナ疎開の
山暮らしで」。
以下、ポイントのみご紹介する。
氏が八ヶ岳南麓にある山の家に
「コロナ疎開」して1年有余が過ぎたようだ。
まずは、山暮らしを始めるに至った
経緯について。
★ 20年前、八ヶ岳南麓に定住の友人から、
ひと夏イギリスで過ごすので、
その間空くので住まないかとの誘いがあり、
それに応じたところ、
山の生活にすっかりはまってしまった。
★ その夏の終りには、不動産屋に
飛び込んだ。
★ 山の家を建てるに当たり、
友人の友人から、いろいろアドバイスを
いただいた。
★ コロナ禍以後は、ほぼ定住状態と
なった。
次に、山暮らしの魅力を氏は、
概略以下のように語る。
★ 最初の夏、新鮮な野菜をもりもり、
ひと夏で細胞が全部おきかわった
気分を味わった。
★ 夏も冷房要らず。
★ 春夏秋冬の季節の移ろいを
じっくり味わえる。
★ ほぼ定住の今、美食や
賑わいの巷への渇望感もさして
生じず、本と音楽があれば十分。
至福の時間を過ごしている。
そして、最後に、第2回目以降、
「わたしの山暮らしを綴っていきたい」
とされる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
記事によると、
氏が最初に八ヶ岳南麓の夏を
過ごされたのが、20年ほど前のこと。
他方、筆者が初めて八ヶ岳へ行ったのは
1985年8月、例の日航機墜落事故の
1週間ほど前のこと。
36年前のことだから、
筆者の方が少し先輩なのか。
次に、氏の山の家の場所。
「八ヶ岳南麓」としか書かれていないが、
「大泉小泉」の地名に触れていること、
「標高1000米の山の家」とあること、
などから大泉から小泉にかけての
一帯のどこかと推察できる。
近くの清里は、霧と雨の里だが、
大泉、小泉も同様だろうか。
なお、過年、平山郁夫シルクロード美術館の
訪問記を書いたが、この地域は
美術館が多いことも魅力の一つだ。
次回以降を楽しみに待つことにしよう。
<以上>
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釣行の朝(あした)幾度も窓外を東雲どころかなほ星月夜
詠み人:樺風
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