「ESSAY 八ヶ岳南麓から」(「てんとう虫」2021.09)を読んで | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風

 

今朝は、UCカード会員誌、

 

「てんとう虫」から、表題のエッセイについて。

 

著者は、ご存じ、上野千鶴子氏。
 
肩書は、社会学者、東大名誉教授など。
 
今月号からの新連載だ。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 
その第1回は、「コロナ疎開の
 
山暮らしで」。
 
以下、ポイントのみご紹介する。
 
 
氏が八ヶ岳南麓にある山の家に
 
 「コロナ疎開」して1年有余が過ぎたようだ。
 
 
まずは、山暮らしを始めるに至った
 
経緯について。
 
★ 20年前、八ヶ岳南麓に定住の友人から、
 
 ひと夏イギリスで過ごすので、
 
 その間空くので住まないかとの誘いがあり、
 
 それに応じたところ、
 
 山の生活にすっかりはまってしまった。

 

★ その夏の終りには、不動産屋に

 

 飛び込んだ。

 

★ 山の家を建てるに当たり、

 

 友人の友人から、いろいろアドバイスを

 

 いただいた。

 

★ コロナ禍以後は、ほぼ定住状態と

 

 なった。

 

 

 

次に、山暮らしの魅力を氏は、

 

概略以下のように語る。

 

★ 最初の夏、新鮮な野菜をもりもり、

 ひと夏で細胞が全部おきかわった

 気分を味わった。

 

★ 夏も冷房要らず。

 

★ 春夏秋冬の季節の移ろいを

 じっくり味わえる。

 

★ ほぼ定住の今、美食や

 賑わいの巷への渇望感もさして

 生じず、本と音楽があれば十分。

 至福の時間を過ごしている。 

 

 

そして、最後に、第2回目以降、

 

「わたしの山暮らしを綴っていきたい」

 

とされる。

  

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

 
記事によると、
 
氏が最初に八ヶ岳南麓の夏を
 
過ごされたのが、20年ほど前のこと。
 
他方、筆者が初めて八ヶ岳へ行ったのは
 
1985年8月、例の日航機墜落事故の
 
1週間ほど前のこと。
 
36年前のことだから、
 
筆者の方が少し先輩なのか。
 
 
次に、氏の山の家の場所。
 
「八ヶ岳南麓」としか書かれていないが、
 
「大泉小泉」の地名に触れていること、
 
「標高1000米の山の家」とあること、
 
などから大泉から小泉にかけての
 
一帯のどこかと推察できる。
 
近くの清里は、霧と雨の里だが、
 
大泉、小泉も同様だろうか。
 
なお、過年、平山郁夫シルクロード美術館の
 
訪問記を書いたが、この地域は
 
美術館が多いことも魅力の一つだ。
 
 
次回以降を楽しみに待つことにしよう。
 
 
 

                    <以上>

 

 


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釣行の朝(あした)幾度も窓外を東雲どころかなほ星月夜
 

                    詠み人:樺風

 

 

 

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