「食紀行 長野・佐久 安養寺ラーメン」(日経2020.05.07夕刊)を読んで(転載) | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風


先週、5月7日の日経夕刊に

標題の記事が載った。

書いたのは、日経・長野支局長の

塚越慎哉さんという方。



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記事内容は、「安養寺みそ」を使った

安養寺ラーメンの紹介。

長野県と言えば、真っ先に、

志賀高原、八ヶ岳、北アルプス、

上高地などの豊かな自然を想起するが、

特産品もいろいろあり、例えば、

地酒、野沢菜、おやきなど。

中でも、信州味噌は、国内生産量の

ほぼ半分を占めるのだそうだ。

「その発祥地とされるのが県東部の

佐久市にある古刹、安養寺」とのこと。

「安養寺は信濃国筑摩郡出身の高僧、

確心和尚の遺志で開かれた。

鎌倉時代に確心和尚は、宋に渡って

味噌づくりを学び、帰国後に製法を

広めたとされる。」

なお、WIKIによれば、金山寺味噌も

確心和尚が始めたものだそうな。

そして、第87代住職の田嶋英俊さんが

寺の歴史を振り返り、30年ほど前に

味噌づくりを思い立ったのが

「安養寺みそ」の始まりだという。

安養寺みそは、佐久市内の泉屋商店が

生産を一手に担っているとのこと。

「安養寺みそ」の特徴は、

★ 佐久平産の大豆だけを使用

★ 2~3年じっくり寝かせるので、

 「コクがあり、香りがよい」

のだそうだ。



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記事によれば、佐久市内には、

「安養寺みそ」を使ったラーメンを提供する店が

10店舗以上あるという。

早速、NET検索してみたところ、

「信州佐久 安養寺ら~めん 公式サイト」

なるものが見つかった。

そこには、17店舗が載っていた。

なお、「『安養寺ら~めん』を名乗るには、

味噌だれに安養寺みそを80%以上使う

という決まりがある」。


記事は、佐久市内のラーメン店を

3店紹介していた。

★ 麺匠佐蔵 

 安養寺らぅめん。

 「8割が安養寺みそ、2割は西京味噌。」

 「スープに少しとろみがあり、甘さも感じる。

 黄色く太めの麺は食べ応えも十分だ。」  

★ 麺処八峰

 安養寺味噌担々麺。「ゴマと味噌の

 風味が食欲をそそる。」

★ とんちき麺

 安養寺みそ(ラーメン)。

 「豚骨と鶏のダブルスープが看板の店。」

 「スープには背油が浮いているが、

 くどさは無く、あっさりとした味わい」。



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筆者は、安養寺みそなるものについて、

全く知識を持ち合わせていなかった。

安養寺ら~めんについても同様。

ラーメンを佐久市内でいただくことは

たまにあるが、安養寺ら~めんの公式サイトに

載っているお店には一度も行ったことがない(筈)。

お店の所在もほとんど知らなかった。

僅かに、「麺や天鳳」が、141号線を

佐久平駅に向かって走ると、

左手にあるのを知っているだけ。


百聞は一食に如かず。

八ヶ岳にはふた月近く行ってないので、

緊急事態宣言解除の暁には、

必ず行くことになる。

佐久へも出るだろうから、時間があれば、

安養寺ラーメンの店を

訪れることにしようか。

実行したら、勿論、記事にする。




                   <以上>





ドクダミの花

       (記事とは関係ありません。)




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鯉幟見上ぐる親子のマスク顔

                  詠み人:樺風