【臨時】日経歌壇(2018.08.18)掲載! | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風


拙歌が、また「日経歌壇」に掲載された。

昨日(8月18日(土))の朝刊。


今回は、穂村 弘氏の選だった。

前回が8月4日だったから、

中1週空けての掲載となった。

               (^O^)




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





合格穂村 弘氏選

忘れられ座敷の隅でふんにゃりと水ヨーヨーはひと夜のともだち

                                      樺風



<同氏の選評>


  「『ふんにゃり』が『ひと夜』限りの夢を思わせる。」





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当該歌は、7月28日に投稿したもの。


「ほぼ日」(注)の同月24日の


お題(「お祭り」関連)を詠んだ歌の転用。

 

  (注)「ほぼ日」とは、短歌グルっぽ「やまとうた」


     のスレッドのうちの一つ。


     毎日「お題」を提示してくれる貴重なスレッド。


     (宥生さん、多謝。)


     筆者は、ここ数年皆勤を続けており、


     ここに投稿したもののうち、


     歌として、あるいは歌材的に気に入ったものを、


     そのまま、あるいは更に推敲して、


     投稿に使うことが多い。





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以下、同日投稿した歌を、


参考までに掲げる。(投稿順。)



今回は、マリー・ローランサン美術館を訪れた際の


歌が多い。





 

★ 三枝昻之氏宛て



(某ホテルのラウンジにて)

爽やかな内と酷暑にあえぐ外(と)と界を隔てる一枚ガラス

玻璃越しに見下ろす池の水清し緋鯉は酷暑を知らぬかのごと

睡蓮の葉陰に憩う緋鯉らに話しかけてる二つの日傘





★ 穂村 弘氏(07/28)


(某ビュッフェ・レストランにて)

皿を手に何度も行き来す女性らを羨みつつも箸は動かず



合格(夏の思い出)(2018.08.18)

忘れられ座敷の隅でふんにゃりと水ヨーヨーはひと夜のともだち


(同。「ほぼ日」で詠んだ歌を一部改変して投稿。)

そっと押せばゆらりと揺らぎぽんと押せばぽよんと沈む大玉西瓜

 




                                  <以上>





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