マリー・ローランサン美術館を訪れて | 松原湖高原☆風だより

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松原湖高原(八ヶ岳・東麓)からお送りする
四季折々の朝風


一昨日、表題の美術館に足を運んだ。

過日の記事で触れたように、

あるプレゼント企画で戴いた招待券を携えて。


そのあとは、久しぶりのホテルでのランチ。

7か月間に亘り病院通いを続けた

家内の慰労も兼ねて。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



同美術館は、ホテル・ニューオータニ(@港区

紀尾井町)のガーデンコート6Fにある。

その日も真夏日になりそうだったので、

車で出かけた。

ニューオータニにマイカーで行くのは初めてのこと。

ガーデンコート側にも駐車場があった筈と

予め電話で確認したところ、正解。

青山通りを走って、弁慶橋経由で行くことにした。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



車を駐車して6階へ。

11時少し前。

美術館の開館は11時半から。

時間が少しあったので、時間調整をしようと、

本館側への通路の脇にある「ガーデンラウンジ」に

向かった。

すると、入口付近に女性のグループが何組も。

どうも、11時半からの(席への案内は11時から)

「SANDWITCHES & SWEETS BUFFET」を

待っている人たちらしい。

担当の女性に、「喫茶ですが」と言うと、

「11:30までですがよろしいでしょうか」と確認され、

窓側の席に案内された。

11時になったので、先ほどの人たちが、

続々と、窓際の席を埋めていった。



ガラス越しに、日本庭園が眼下に。



ホテルニューオータニ・ガーデンラウンジ




ホテルニューオータニ・ガーデンラウンジ②




ホテルニューオータニ・ガーデンラウンジ③




ここは、目白の椿山荘同様、

素晴らしい日本庭園を持つが、

ドリンクのお値段も、

負けず劣らず素晴らしい(高い)。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



11時25分になったので、チェックして、

美術館へ。

まだ開いていなかった。

少し待たされて、中へ。



マリー・ローランサン美術館




今は、

「音楽とマリー・ローランサン」と題した

展示をしている。

笛、ピアノ、チェロ、ギター、マンドリン、

ラッパなどの楽器が登場する。

また、オペラ「椿姫」の水彩原画12点が

特別公開なのだそうだ。

会期は、10月8日(月)まで。

(注:本展示会のリーフレットには、

9月17日(月(祝))までと記載があったが、

同美術館のサイトによると、

上記の日まで延長になったようだ。)



展示作品一覧を手に、順に見て行く。

ざっと数えたところ77作品。

比較的小品が多かった。

小さいのは、タテヨコ各10数センチ、

最大でも一辺が1.5メートル弱か。


展示室は、ROOM1とROOM2の2室のみ。

意外にこじんまりした美術館だったので、

わずか15分くらいでひととおり見終えてしまった。


困った。

というのは、1時間くらいはかかろうと見越し、

レストランには13時に予約を入れていた。

時間がありすぎるので、

もうひと回りすることにした。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



以下、作品を見た感想を若干。


★ 顔の表情がどれも似通っていた。

 やや無機質か。

 目の形が特徴的。

 作者は誰だったか、あるコミック作品の

 登場人物の目の描き方に似ていると感じた。
 

★ あの淡い色彩

 女性に好まれるのが理解できる。

 飾るなら洋風の部屋にか。


★ 接吻

 この絵は、彼女の代表作の一角を占める作品のようだ。

 二人の女性が上記の目つきをしていなくて好ましい。

 (注:下記の一番下の左側案内リーフレットの

  絵。)


★ 「椿姫」水彩原画12点

 オペラのどの画面を描いたものか、

 皆目見当がつかなかった。

 自分の無知を嘆く。




(「音楽とマリー・ローランサン」の

リーフレット)

マリー・ローランサン美術館②




(マリー・ローランサン美術館の

案内リーフレット(左)と、

本展示会の招待券(右・再掲)

マリー・ローランサン美術館③





<参考>

マリー・ローランサン(Marie Laurencin,1883.10.31-1956.06.08)は、

20世紀前半に活動したフランスの女性画家・彫刻家。

代表作は、

『招待』(1908年)(ボルチモア美術館)、

『二人の少女』(1915年)(テート・ギャラリー)

『シャネル嬢の肖像』(1923年)(オランジュリー美術館)

『接吻』(1927頃)(マリー・ローランサン美術館)

『花摘む少女』(1948年)(個人所蔵)

など。
 

               (以上、Wikipediaより)






                            <以上>



明日は、タワービュッフェでの

ランチの模様について。





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睡蓮の葉陰に憩ふ緋鯉らに話しかけてるふたつの日傘

                          詠み人:樺風




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