◆映画『LOVE LIFE』 | 【MBBC倶楽部ノート】 by つだるま

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大好きな砂田アトムさんが出演する映画『LOVE LIFE』が9月9日(金)より公開となった。

 

もうずいぶん前から楽しみにしていた映画である。

なにより、聴者の監督が撮る映画で、ろう者役をろう者が演るというのがとても嬉しい。

 

 

公開初日の9日に観に行くことができた。

場所は大阪ステーションシティシネマ。

 

駅から近く、観やすい劇場で良かったのだが。

残念ながらバリアフリーの字幕上映ではなく、スマホ字幕も利用不可。

わたしはきこえるので問題ないといえばないのではあるけれど、きこえない・きこえにくいひとにとって、やはり大きなバリア。

(大阪では大阪ステーションシティシネマとTOHOシネマズなんばの2館での上映で、TOHOシネマズなんばのほうではスマホ字幕が利用できるらしい。)

 

しかし、しかしである。

手話での会話の場面では、字幕がつくのである。

 

なぜ手話のときには、字幕がつくのか。

それは、手話がわからないひとのための情報保障である。

 

だったら、音声会話のときにも字幕を付けて欲しかった。

 

というのを、手話を学ぶようになって、わたしも考えはじめた。

 

 

 

さて、映画であるが、感動というか、感情がじわじわと侵食してきた。

わからないからこそわかり合いたいと願い、ひとつになれないからこそひとつになりたいと切に思い、けれどもやはり人はそれぞれ個々の存在で、、、。

 

うん。

自分の人生をも見つめなおす、いい映画でした。